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Oracle® Server X5-2 サービスマニュアル

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更新: 2014 年 10 月
 
 

サーバーを保守位置に引き出す

始める前に

次のコンポーネントの保守作業は、サーバーを保守位置に引き出すことで実行できます。

  • ストレージドライブ

  • ファンモジュール

  • 電源装置

  • DVD ドライブモジュール

  • PCIe ライザー

  • PCIe カードおよびケーブル

  • SAS ケーブル

  • NVMe ケーブル

  • DIMM

  • 内蔵 USB フラッシュドライブ

  • マザーボードのバッテリ

  • プロセッサ

  • ディスクバックプレーン

  • FIM (前面のインジケータモジュール)

  • マザーボード

延長可能スライドレールを使用してサーバーをラックに設置している場合は、次の手順に従って、サーバーを保守位置まで引き出してください。

  1. サーバーを引き出すときにラックが前方に倒れないようにするため、すべてのラック転倒防止装置を伸ばします。

    Caution

    Caution  -  作業員が負傷する危険性を低減するため、ラックからサーバーを引き出す前に、拡張ラックキャビネットを固定し、すべての転倒防止装置を伸ばします。


    ラックの固定手順については、Oracle Server X5-2 設置ガイド の取り付け用にラックを固定を参照してください。

  2. サーバーを引き出すときに、損傷を受けたり、妨げになったりするケーブルがないことを確認します。

    サーバー付属のケーブル管理アーム (CMA) はサーバーを引き出せるようにちょうつがいで連結されていますが、すべてのケーブルおよびコードを引き出すことができるか確認するようにしてください。

  3. サーバーの前面から、左側および右側のリリースラッチカバーを開位置に保持します (図 4 を参照)。

    開位置にあるとき、リリースラッチカバーはスライドレールリリースラッチを掛けている状態になります [フレーム 1]。

    図 4  保守位置へのサーバーの引き出し


    image:サーバーを保守位置に引き出す方法を示す図。
  4. リリースラッチカバーが開位置にあるとき、スライドレールがラッチで固定されるまで、ゆっくりとサーバーを前方に引き出します [2]。

    この時点では、サーバーは保守位置に引き出されています。

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