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Oracle® Server X5-2 サービスマニュアル

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更新: 2014 年 10 月
 
 

BIOS の「IO」メニューの選択

このセクションでは、BIOS の「IO」メニューについて、検索可能なテキストベースの表現とスクリーンショットを掲載します。「IO」メニューから使用できるオプションについては、次の表で説明しています。


Note - シングルプロセッサシステムでは PCIe スロット 1 と、Ethernet ポート NET2 および NET3 は機能しません。
image:この図は、BIOS の「IO」メニューの画像を示しています。

次の表では、BIOS の「IO」メニューオプションについて説明します。

BIOS の「IO」メニューの「PCI Subsystem Settings」オプション

次の表では、BIOS の「IO」メニューの「PCI Subsystem Settings」オプションについて説明します。

表 38  BIOS の「IO」メニューの「PCI Subsystem Settings」オプション
設定オプション
オプション
デフォルト
説明
PCI 64 Bit Resources Allocation
Disabled/Enabled
Enabled
上記の 4G アドレス空間での 64 ビット対応デバイスのデコードを有効または無効にします。この設定は、システムが 64 ビットデコードをサポートしている場合にのみ使用できます。

BIOS の「IO」メニューの「IO Virtualization」オプション

次の表では、BIOS の「IO」メニューの「IO Virtualization」オプションについて説明します。

表 39  BIOS の「IO」メニューの「IO Virtualization」オプション
設定オプション
オプション
デフォルト
説明
VT-d
Disabled/Enabled
Enabled
DMA リマッピングレポート (DMAR) の Advanced Configuration and Power Interface (ACPI) テーブルを使用して I/O デバイス割り当てを VMM に報告することで、Virtualization Technology for directed I/O (VT-d) を有効または無効にします。
SR-IOV
Disabled/Enabled
Enabled
シングルルート I/O 仮想化 (SR-IOV) は、仮想 OS インストール上で使用できる複数の仮想デバイスとしてデバイスを構成するために使用されます。この機能がハードウェアでサポートされている場合、有効に設定すると、システム内のすべての SR-IOV 対応デバイスが SR-IOV をサポートするように構成され、I/O リソースが通常どおりデバイスに割り当てられます。無効にすると、I/O リソースはデバイスに割り当てられません。
ARI
Disabled/Enabled
Disabled
Alternate Routing ID (ARI) がハードウェアでサポートされている場合、有効に設定すると、通常の関数番号 0 - 7 ではなく、取得されたバス番号の関数番号 8 - 255 から仮想関数 (VF) を検索することがデバイスに許可されます。

BIOS の「IO」メニューの「I/OAT Configuration」オプション

次の表では、BIOS の「IO」メニューの「I/OAT Configuration」オプションについて説明します。

表 40  BIOS の「IO」メニューの「I/OAT Configuration」オプション
設定オプション
オプション
デフォルト
説明
Intel I/OAT
Disabled/Enabled
Enabled
Intel I/OAT デバイスを有効または無効にします。
DCA Support
Disabled/Enabled
Enabled
ダイレクトキャッシュアクセス (DCA) のサポートを有効または無効にします。

BIOS の「IO」メニューの「Internal Devices」オプション

次の表では、BIOS の「IO」の「Internal Devices」オプションについて説明します。

表 41  BIOS の「IO」メニューの「Internal Devices」オプション
設定オプション
オプション
デフォルト
説明
NET0
内蔵デバイス設定を変更するためのオプションを表示および提供します。
OpROM Enable
Disabled/Enabled
Enabled
オプション ROM を有効または無効にします。有効に設定すると、カードのオプション ROM が通常どおり実行されます。無効に設定すると、カードのオプション ROM はメモリーにコピーされず、オプション ROM の実行は抑制されます。
NET1, NET2, and NET3

Note -  Ethernet ポート NET2 および NET3 は、シングルプロセッサシステムでは機能しません。

「NET0」の説明を参照してください。

BIOS の「IO」メニューの「Add In Cards」オプション

次の表では、BIOS の「IO」メニューの「Add In Cards」オプションについて説明します。

表 42  BIOS の「IO」メニューの「Add In Cards」
設定オプション
オプション
デフォルト
説明
Slot 1

Note -  PCIe スロット 1 は、シングルプロセッサシステムでは機能しません。

PCIe スロット内のデバイスの設定を変更するためのオプションを表示および提供します。
OpROM Enable
Disable/Enabled
Enabled
アドインカードのオプション ROM を有効または無効にします。
Slot 2, Slot 3, and Slot 4
「Slot 1」の説明を参照してください

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