サーバーハードウェアの障害イベントが発生すると、システムは保守要求 LED を点灯させ、そのイベントをシステムイベントログ (SEL) に取得します。Oracle ILOM を介して通知を設定している場合は、選択した通知方法によってもアラートを受け取ります。ハードウェア障害に気付いたときは、すぐに対処してください。
ハードウェア障害を調査するには、次を参照してください。
ハードウェア障害に対処するには、次のプロセスを使用します (順を追った手順については、Oracle ILOM Web インタフェースを使用してハードウェア障害をトラブルシューティングするを参照してください)。
障害のあるサーバーサブシステムを特定します。
障害のあるコンポーネントを特定するには、Oracle ILOM を使用できます。
『Oracle Server X5-2 プロダクトノート』を確認します。
ハードウェアの問題を特定したら、『Oracle Server X5-2 プロダクトノート』を確認します。このドキュメントには、ハードウェア関連の問題を含むサーバーに関する最新情報が記載されています。
Oracle ILOM を使用して、サーバーの保守の準備をします。
保守 (サーバーへの物理的なアクセス) を必要とするハードウェアの障害を特定したら、Oracle ILOM を使用して、サーバーをオフラインにし、位置特定 LED をアクティブにして、サーバーの電源を切ります。
保守作業スペースを準備します。
サーバーを保守する前に、作業スペースを準備し、サーバーおよびコンポーネントの静電放電 (ESD) 保護を確保します。
ESD に弱いデバイスの取り扱い手順については、静電放電に対する安全対策を参照してください。
コンポーネントを保守します。
コンポーネントを保守するには、このドキュメントの取り外し、取り付け、および交換手順を参照してください。
Oracle ILOM の障害をクリアします。
コンポーネントによっては、Oracle ILOM の障害をクリアする必要がある場合があります。通常、FRU ID を持つコンポーネントは、障害を自動的にクリアします。
関連情報: