Go to main content
Oracle® Server X5-2 サービスマニュアル

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 10 月
 
 

FRU キーアイデンティティープロパティー (KIP) の自動更新

Oracle ILOM にはキーアイデンティティープロパティー (KIP) の自動更新機能が搭載されており、保守権利と保証範囲の確認に使用されるサーバーの製品情報が、ハードウェアの交換作業時も含めて常に正確に保たれることを保証します。

KIP にはサーバーの製品名、製品パーツ番号 (PPN)、および製品シリアル番号 (PSN) が含まれます。KIP は、定足数メンバーに指定されている 3 つのサーバー FRU の FRUID (現場交換可能ユニット識別子) コンテナに格納されます。

定足数メンバーは次のとおりです。

  • ディスクバックプレーン (DBP)。プライマリ定足数メンバーに指定されています。

  • マザーボード (MB)。バックアップ定足数メンバーに指定されています。

  • 電源装置 (PS)。バックアップ定足数メンバーに指定されています。

KIP を格納しているサーバー FRU が取り外され、交換用コンポーネントが取り付けられた場合、Oracle ILOM は交換用コンポーネントの KIP をプログラムして、ほかの 2 つのコンポーネントと同じ KIP を格納します。


Note -  定足数メンバーのうち、一度に交換できるのは 1 つだけです。自動更新を実行できるのは、3 つの定足数メンバーのうち 2 つに、一致するキーアイデンティティープロパティーが格納されている場合だけです。

関連情報