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Oracle® Server X5-2 サービスマニュアル

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更新: 2014 年 10 月
 
 

背面パネルのコネクタの位置

次の図は、バックパネルコネクタの位置を示して説明しています。この情報を使用してサーバーを設定すると、保守の際に診断ツールにアクセスし、サーバーを管理できます。

image:サーバーのバックパネルにデバイスを接続する方法を示す図。
番号
ケーブルポートまたは拡張スロット
説明
1
電源装置 0 の入力電源
電源装置 1 の入力電源
サーバーには、各電源装置に 1 つずつ、計 2 つの電源装置コネクタがあります。
サーバーにデータケーブルを接続し終わるまでは、電源ケーブルを電源装置に接続しないでください。AC 電源ケーブルを電源に接続すると、サーバーがスタンバイ電源モードになり、Oracle ILOM サービスプロセッサが初期化されます。サーバーが端末、PC、またはワークステーションに接続されていないと、60 秒後にシステムメッセージが失われる場合があります。

注 -  設置済み電源装置の中に AC 電源に接続されていないものがあると冗長性が失われる可能性があるため、Oracle ILOM は障害を示すシグナルを送信します。

2
ネットワーク管理ポート (NET MGT)
サービスプロセッサの NET MGT ポートは、Oracle ILOM サービスプロセッサへのオプションの接続です。NET MGT ポートは、デフォルトでは、動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用するように構成されています。サービスプロセッサの NET MGT ポートでは、10/100/1000BASE-T 接続用に RJ-45 ケーブルを使用します。
3
シリアル管理ポート (SER MGT)
サービスプロセッサの SER MGT ポートは、RJ-45 ケーブルを使用しており、Oracle ILOM サービスプロセッサへのデフォルトの接続です。このポートはサーバーへのローカル接続を行い、Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) コマンドだけを認識します。端末または端末エミュレータは通常、このポートに接続します。

注 -  このポートは、ネットワークへの接続をサポートしていません。

4
Ethernet ポート (NET 3、NET 2、NET 1、NET 0)
4 つの 10 ギガビット Ethernet ポートにより、システムをネットワークに接続できます。

注 -  Ethernet ポート NET2 および NET3 は、シングルプロセッサシステムでは機能しません。

5、6
USB ポート (USB 0、USB 1)
2 つの USB ポートはホットプラグ対応です。サーバーの実行中に、システムの動作に影響を与えることなく、USB ケーブルや周辺デバイスを接続したり切り離したりできます。
7
ビデオポート (VGA)
15 ピンのビデオケーブルを使用して VGA ビデオデバイスをサーバーに接続できます。オプションで、オペレーティングシステムのインストール時に VGA ポートに接続することもできます。