Oracle® Developer Studio 12.5: dbx コマンドによるデバッグ

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 6 月
 
 

デバッグの終了

dbx セッションは、dbx を起動した時点から dbx を終了するまで実行されます。dbx セッション中に、任意の数のプログラムを連続してデバッグできます。

dbx セッションを終了するには、quitdbx プロンプトに入力します。

(dbx) quit

dbx を起動し、プロセス ID オプションを指定することによってそれを実行中プロセスに接続した場合は、デバッグセッションを終了しても、そのプロセスは終了せずに実行を継続します。dbx は、セッションを終了する前に暗黙的な detach を実行します。

プロセス実行の停止

プロセスの実行は、dbx を終了することなく、Ctrl + C キーを押すことによっていつでも停止できます。

dbx からのプロセスの切り離し

dbx をあるプロセスに接続した場合、そのプロセスおよび dbx セッションを終了せずに、そのプロセスを dbx から切り離すには、detach コマンドを使用します。

dbx が占有アクセスしているときにブロックされるほかの /proc ベースのデバッグツールを一時的に適用している間に、プロセスを切り離して停止状態にすることができます。詳細については、プロセスから dbx を切り離すを参照してください。

詳細については、detach コマンドを参照してください。

セッションを終了せずにプログラムを終了する

dbxkill コマンドは、プロセスを終了するとともに、現在のプロセスのデバッグも終了します。ただし、kill コマンドは dbx セッション自体を保持し、dbx を別のプログラムのデバッグが可能な状態のままにします。

プログラムの強制終了は、dbx を終了することなく、デバッグしていたプログラムの残骸を削除するための良い方法です。詳細については、kill コマンドを参照してください。