イベントハンドラには、カウント制限を保持するトリップカウンタがあります。イベントが発生するたびにカウンタをインクリメント (1 つ増加) し、ハンドラに関連付けられたアクションが実行されるのは、カウントが制限値に達したときのみで、その時点でカウンタは自動的に 0 にリセットされます。デフォルトの制限値は 1 です。プロセスを再実行する際は常に、すべてのイベントカウンタがリセットされます。
カウント制限を設定するには、stop コマンド、when コマンド、trace コマンドで –count 修飾子を使用します。このほか、handler コマンドを使用して、個々のイベントハンドラを操作できます。
handler [ -count | -reset ] hid new-count new-count-limit