dbx コマンド
dbx コマンドは dbx を起動します。
ネイティブモードの構文
- dbx options program-name [core | process-ID]
-
program-name をデバッグします。
core を指定した場合、コアファイル core によって program-name がデバッグされます。
process-ID を指定した場合、プロセス ID process-ID によって program-name がデバッグされます。
- dbx options - {process-ID|core}
-
process-ID を指定した場合、プロセス ID process-ID がデバッグされ、dbx は、/proc を使用してプログラムを見つけます。
core を指定した場合、コアファイル core によってデバッグされます。
- dbx options - core
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コアファイル core を使用してデバッグします。
- dbx options –r program-name arguments
-
引数 arguments で program-name を実行します。異常終了した場合、program-name のデバッグを開始し、そうでない場合は単に終了します。
ここでは:
program-name は、デバッグ対象プログラムの名前です。
process-ID は実行中のプロセスのプロセス ID です。
arguments は、プログラムに渡す引数です。
options は、オプションに挙げられているオプションです。
Java モードの構文
- dbx options program-name{.class | .jar}
-
program-name をデバッグします。
- dbx options program-name{.class | .jar} process-ID
-
プロセス ID process ID を持つ program-name をデバッグします。
- dbx options - process-ID
-
プロセス ID process ID をデバッグします。dbx は、/proc を使用してプログラムを見つけます。
- dbx options { –r | –a} program-name{.class | .jar} arguments
-
引数 arguments で program-name を実行します。異常終了した場合、program-name のデバッグを開始し、そうでない場合は単に終了します。
ここでは:
program-name は、デバッグ対象プログラムの名前です。
process-id は実行中のプロセスのプロセス ID です。
arguments は、プログラム (JVM ソフトウェアではない) に渡す引数です。
options は、オプションに挙げられているオプションです。
オプション
次の表に、ネイティブモードおよび Java モードの両方の dbx コマンドのオプションを一覧表示します 。
–-a arguments
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プログラム引数 arguments を付けてプログラムをロードします。
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–-B
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すべてのメッセージを抑止します。デバッグするプログラムの exit コードを返します。
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-c commands
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commands を実行してから入力を要求します。
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-C
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-d
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-s を付けて使用した場合、読み取った file を削除します。
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-e
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入力コマンドをエコーします。
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-f
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コアファイルが一致しない場合でも、それを強制的にロードします。
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-h
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dbx のヘルプを出力します。
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-I dir
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-k
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キーボードの変換状態を保存および復元します。
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-q
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スタブの読み込みについてのメッセージの出力を抑止します。
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-r
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プログラムを実行します。プログラムが正常に終了した場合は、そのまま終了します。
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-R
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dbx の README ファイルを出力します。
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-s file
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file を /current-dir/.dbxrc または $HOME/ .dbxrc の代わりに起動ファイルとして使用します。
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-S
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初期設定ファイル /install-dir/lib/dbxrc の読み取りを抑止します。
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-V
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dbx のバージョンを出力します。
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-w n
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where コマンドで n 個のフレームをスキップします。
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-x exec32
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64 ビット OS を実行しているシステム上でデフォルトで実行される 64 ビットの dbx バイナリの代わりに、32 ビットの dbx バイナリを実行します。
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--
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オプションのリストの最後を示します。プログラム名がダッシュで始まる場合は、これを使用します。
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