Oracle® Developer Studio 12.5: dbx コマンドによるデバッグ

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更新: 2016 年 6 月
 
 

コマンドリファレンス

この付録では、すべての dbx コマンドの構文と機能について詳しく説明します。

adi assign コマンド

adi assign コマンドは、新しい ADI バージョンをアドレスに割り当てます。このコマンドは、Oracle Solaris SPARC システム上のネイティブモードでのみサポートされています。

ネイティブモードの構文

adi assign <addr> [ / <count> ] = <ver>

addr で始まるアドレスに、count のアドレスについて、新しい ADI バージョンを割り当てます。デフォルトの count は 1 です。ver は 0 - 15 の間である必要があります。

adi assign <&object> [ / <count> ] = <ver>

オブジェクトのアドレス範囲または count バイトのいずれか少ない方に新しい ADI バージョンを割り当てます。デフォルトの count はオブジェクト全体です。

adi assign <addr1>, <addr2> = <ver>

addr1 - addr2 までのアドレスに新しい ADI バージョンを割り当てます。ver は 0 - 15 の間である必要があります。

ここでは:

addr は、デバッグ対象のアドレス空間のアドレスです。

count はバイト数です。

ver は、新しく割り当てられる ADI バージョンです。