Oracle® Developer Studio 12.5: dbx コマンドによるデバッグ

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更新: 2016 年 6 月
 
 

which コマンド

which コマンドは、指定した名前の完全修飾形を出力します。ネイティブモードでだけ有効です。

構文

which [-n] [–m] [+m] name

name の完全修飾形を出力します。

which -t type

type の完全修飾形を出力します。

ここでは:

name は、変数、関数、クラステンプレート、または関数テンプレートなどの、スコープ内のロード可能オブジェクトの名前です。

type は、型名です。

–n は、型以外の完全修飾形を表示します。–n はオプションを指定せずに which コマンドを使用したときのデフォルト値であるため、n を指定する必要はありません。

–t は、型の完全修飾形を表示します。

–m は、dbxenv 変数 macro_expandoff に設定されている場合でも、マクロ検索を強制します。

+m はマクロ検索を無効にして、マクロで隠蔽されているシンボルが代わりに見つかるようにします。