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マニュアルページ セク ション 1M: シ ステム管理コマン ド

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更新: 2016年12月6日
 
 

chk_encodings(1M)

名前

chk_encodings - ラベルエンコーディングファイルの構文の検査

形式

/usr/sbin/chk_encodings [-a] [
-c maxclass] [pathname]

説明

chk_encodings は、pathname で指定されたラベルエンコーディングファイルの構文を検査します。–a オプションを使用すると、chk_encodings は、pathname で指定されたラベルエンコーディングファイルの意味解析も出力します。pathname が指定されない場合、chk_encodings/etc/security/tsol/label_encodings ファイルを検査および解析します。

ラベルエンコーディングファイルの解析が要求された場合、エラーが検出された場合でも、実施可能な解析が標準出力ファイルに書き込まれます。

オプション

–a

ラベルエンコーディングファイルの意味解析を実行します。

–c maxclass

ラベルエンコーディングファイルの CLASSIFICATIONS セクションに指定可能な最大格付け値 maxclass (デフォルトは 255) を指定します。

終了ステータス

正常終了時、chk_encodings は終了ステータス 0 (真) を返し、pathname 内にエラーが検出されなかったことを示すメッセージを標準出力ファイルに書き込みます。それ以外の場合、chk_encodings はゼロ以外 (偽) の終了コードを返し、診断メッセージを標準出力ファイルに書き込みます。

ファイル

/etc/security/tsol/label_encodings

ラベルエンコーディングファイルには、このシステムの定義済みラベルに対する格付け名、語句、制約、および値が含まれます。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/trusted
インタフェースの安定性
下記を参照。
標準
DDS-2600-6216-93、Compartmented Mode Workstation Labeling: Encodings Format、1993 年 9 月

コマンド出力は非インタフェースです。コマンド呼び出しは、DIA MAC ポリシーを実装するシステムでは「確実」です。

関連項目

label_encodings(4), attributes(5), labels(5)

Trusted Extensions Label Administration の How to Analyze and Verify the label_encodings File

このマニュアルページに記載されている機能を利用できるのは、システムが Trusted Extensions を使用して構成されている場合のみです。

このファイルは、米国国防情報局 (DIA) の必須アクセス制御 (MAC) ポリシーの一部です。このファイルは、Solaris Trusted Extensions ソフトウェアの将来のリリース向けに作成されるその他の MAC ポリシーには適用されない可能性があります。