zoneadmd - ゾーン管理デーモン
/usr/lib/zones/zoneadmd
zoneadmd は、システムが特定のゾーンを管理する必要があるときに起動されるシステムデーモンです。zoneadmd デーモンの各インスタンスが特定のゾーンを管理するため、複数の zoneadmd デーモンが実行されることがあります。
このデーモンは、ゾーン管理ソフトウェアにより自動的に起動されるので、直接起動しないようにしてください。デーモンは使用されなくなると自動的にシャットダウンします。これは、プログラミングインタフェースのコンポーネントではありませんが、非公開インタフェースに分類されます。
共有 IP ゾーンの代わりに zoneadmd によって構成されたアドレスには、文字列 zoneadmd が接頭辞として付けられた、自動的に生成された ipadm(1M) アドレスオブジェクト名が割り当てられます。たとえば、次の出力では、net0 インタフェースで構成されたアドレス 10.2.2.1/24 は、自動的に生成されたアドレスオブジェクト名である net0/zoneadmd.v4 を使用して zoneadmd によって構成されました。
# ipadm show-addr ADDROBJ TYPE STATE ADDR lo0/v4 static ok 127.0.0.1/8 net0/v4 static ok 10.1.2.3/24 net0/zoneadmd.v4 static ok 10.2.2.1/24 lo0/v6 static ok ::1/128
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
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svcs(1), zlogin(1), ipadm(1M), svcadm(1M), zoneadm(1M), attributes(5), smf(5), zones(5)
zones(5) サービスは、サービス管理機能 smf(5) によって、次のサービス識別子として管理されます。
svc:/system/zones:default
有効化、無効化、または再起動要求など、このサービスに関する管理操作は、svcadm(1M) を使用して実行できます。サービスステータスを照会するには、svcs(1) コマンドを使用します。