syseventd - カーネルシステムイベント通知デーモン
/usr/lib/sysevent/syseventd [-d debug_level] [-r rootdir]
syseventd は、カーネルからのシステムイベントバッファーの配信を受け入れるユーザーレベルのデーモンです。イベントバッファーが syseventd に配信されると、次にそれは対象となるすべての終了イベントのサブスクライバにそのイベントを伝達しようとします。
イベントサブスクライバは syseventd ロード可能モジュール (SLM) の形を取ります。syseventd はそのサブスクライバのそれぞれにイベントバッファーを渡し、引き換えに配信の試みが成功か不成功かについての通知を要求します。
対象となるすべてのイベントサブスクライバへのイベントバッファーの配信に成功すると、syseventd はそのイベントバッファーをカーネルイベントキューから解放します。
次のオプションがサポートされています。
デバッグモードを有効にします。メッセージが呼び出し元ユーザーの端末に出力されます。
次の終了ステータスが返されます。
正常終了。
エラーが発生した。
デーモンロックファイル
syseventd ドアファイルへのカーネル
SLM ディレクトリリポジトリ
SLM ディレクトリリポジトリ
SLM ディレクトリリポジトリ
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
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svcs(1), svcadm(1M), syseventconfd(1M), attributes(5), smf(5)
syseventd サービスは、サービス管理機能 smf(5) により、次のサービス識別子の下で管理されます。
svc:/system/sysevent:default
有効化、無効化、または再起動要求など、このサービスに関する管理操作は、svcadm(1M) を使用して実行できます。サービスステータスを照会するには、svcs(1) コマンドを使用します。