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マニュアルページ セク ション 1M: シ ステム管理コマン ド

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更新: 2016年12月6日
 
 

gssd(1M)

名前

gssd - カーネル RPC の GSS-API トークンの生成と検証

形式

/usr/lib/gss/gssd

説明

gssd は、カーネル RPC と Generic Security Service Application Program Interface (GSS-API) との間で動作し、GSS-API セキュリティートークンを生成および検証するユーザーモードデーモンです。また、gssd は GSS-API の主体名をローカルのユーザーおよびグループ ID にマッピングします。デフォルトでは、要求されたユーザーが所属するすべてのグループがグループリスト資格に含まれます。gssd は、カーネル RPC がはじめて GSS-API サービスを要求したときにインターネットデーモン inetd(1M) によって呼び出されます。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

>0

エラーが発生した。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/kernel/security/gss
インタフェースの安定性
確実

関連項目

kill(1), pkill(1), svcs(1), inetadm(1M), inetd(1M), gsscred(1M), svcadm(1M), gsscred.conf(4), resolv.conf(4), attributes(5), smf(5)

RFC 2078

次のシグナルは、kill(1) コマンドを使用してサーバープロセスに送信したときに、指定された効果を発揮します。

SIGHUP

gssd は、gsscred.conf(4) のオプションを再度読み取ります。

使用されているメカニズムの 1 つが Kerberos である場合は、resolv.conf(4) ファイルを追加または変更したあとで、gssd プロセスを再起動する必要があります。

gssd サービスは、サービス管理機能 smf(5) により、サービス識別子の下で管理されます。


svc:/network/rpc/gss:default

有効化、無効化、または再起動要求など、このサービスに関する管理操作は、svcadm(1M) を使用して実行できます。このサービスを開始または再開始する責任は inetd(1M) に委託されています。このサービスの構成を変更したり、構成情報を表示したりするには、inetadm(1M) を使用します。サービスのステータスは svcs(1) コマンドを使用して照会できます。