hal-get-property, hal-set-property - HAL デバイスプロパティーの取得と設定
hal-get-property --udi udi --key key [--help] [--verbose] [--version]
hal-set-property --udi udi --key key {--int value | --uint64 value | --string value | --bool value | --strlist-pre value | --strlist-post value | --strlist-rem value | --double value | --remove value} [--help] [--version]
ハードウェア抽象化レイヤー (HAL) は、システムに接続されている各種ハードウェアのビューを提供します。このビューは、ハードウェア構成に変化があると、ホットプラグなどのメカニズムを通じて動的に更新されます。HAL は、ハードウェアの断片をデバイスオブジェクトとして表します。デバイスオブジェクトは、一意の識別子によって識別され、デバイスプロパティーと呼ばれる一連のキーと値のペアを保持します。プロパティーには、実際のハードウェアから取得されるもの、デバイス情報ファイル (.fdi ファイル) からマージされるもの、実際のデバイス構成に関連しているものがあります。
hal-get-property および hal-set-property コマンドを使用すると、HAL 仕様に準拠したハードウェアのプロパティーを取得および設定できます。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
一意のデバイス ID。
設定するプロパティーのキー。
値を整数に設定します。10 進数値、または先頭に 0x または x の付いた 16 進値のいずれかを指定できます。
値を整数に設定します。10 進数値、または先頭に 0x または x の付いた 16 進値のいずれかを指定できます。
値を文字列に設定します。
値を浮動小数点数に設定します。
値をブール値、つまり true または false に設定します
リストの先頭に文字列を追加します。
リストの末尾に文字列を追加します。
リストから文字列を削除します。
このプロパティーを削除するべきであることを示します。
バージョンを表示して終了します。
オプションの一覧を表示して終了します
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
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