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マニュアルページ セク ション 1M: シ ステム管理コマン ド

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更新: 2016年12月6日
 
 

nscadm(1M)

名前

nscadm - ネットワークストレージ制御ユーティリティー

形式

nscadm freeze device
nscadm unfreeze device
nscadm isfrozen device

説明

nscadm コマンドは、いくつかのネットワークストレージ制御機能を実行します。

nscadm freeze コマンドは、指定されたデバイスへの既存の参照を閉じて、以降のアクセスを遮断します。これにより、システムをシャットダウンせずに、仮想ボリュームデバイスドライバ (RAID 0、RAID 1、RAID 5 など) を管理することが可能になります。

nscadm unfreeze コマンドは、指定したデバイスに対して nscadm freeze と逆の影響を及ぼします。

nscadm isfrozen コマンドは、指定されたデバイスの現在のステータスを返します。

オプション

nscadm コマンドでは次のオプションをサポートしています。

–h

使用方法のメニューを表示します。

オペランド

nscadm コマンド行では次のオプションをサポートしています。

device

nscadm の操作対象のストレージデバイスを指定します。

終了ステータス

nscadm とともに freezeunfreeze サブコマンドを使用すると、次の終了値が返されます。

0

成功

255

エラー

nscadm とともに isfrozen サブコマンドを使用すると、次の終了値が返されます。

0

デバイスは現在凍結されています。

1

デバイスは現在凍結されていません。

255

エラー

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
storage/avs/avs-cache-management
インタフェースの安定性
確実

関連項目

scmadm(1M), attributes(5)