Go to main content
マニュアルページ セク ション 1M: シ ステム管理コマン ド

印刷ビューの終了

更新: 2016年12月6日
 
 

ntfscmp(1M)

名前

ntfscmp - 2 つの NTFS ファイルシステムの比較と相違点の報告

形式

ntfscmp [options] device1 device2

説明

ntfscmp ユーティリティーは、2 つの NTFS ファイルシステムのあらゆる側面を比較して、見つかったすべての相違点を報告します。ファイルシステムは、ブロックデバイスまたはイメージファイル上のものにできます。ntfscmp はボリューム検証に使用できます。ただし、そのプライマリな目的は、効率的な開発ツールとして、NTFS に行われたメタデータ変更を迅速に検出し、特定して、その妥当性を調べることです。

NTFS メタデータの変更にのみ関心がある場合は、ntfsclone(1M)–-metadata オプションを使用して作成したメタデータイメージを比較すると便利です。このようにすると、通常は確認する必要がないタイムスタンプの変更を除外できます。

ntfscmp の出力は簡潔ですが、相違点を正確に判断するための情報としては十分です。diff(1) を使用して、報告された i ノードごとに ntfsinfo(1M) の詳細な出力を比較すれば、より豊富な出力が得られます。

オプション

サポートされているオプションを次に示します。オプションには、単一文字と完全名の両方の形式があります。

–h–-help

ヘルプを表示して終了します。

–P–-no-progress-bar

進捗状況を表示しません。

–v–-verbose

追加のデバッグ、警告、およびエラーメッセージを表示します。

終了ステータス

終了コードは成功した場合は 0 に、失敗した場合には 0 以外になります。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/file-system/ntfsprogs
インタフェースの安定性
不確実

関連項目

diff(1), ntfscat(1M), ntfsclone(1M), ntfsinfo(1M), ntfsprogs(1M), parted(1M), attributes(5)

著者

ntfscmp は、Szabolcs Szakacsits が作成しました。