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マニュアルページ セク ション 1M: シ ステム管理コマン ド

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更新: 2016年12月6日
 
 

smbd(1M)

名前

smbd - SMB サーバーデーモン

形式

SYNOPSIS
/usr/lib/smbd

説明

説明

smbd デーモンは、Windows クライアントなどの SMB クライアントからの CIFS/SMB 要求を処理します。このデーモンを実行できるのは、{PRIV_SYS_SMB}、および /var/run ディレクトリに書き込むための十分な特権を持つプロセスだけです。

smbd デーモンは、使用可能なすべてのトランスポートを介して、share(1M) コマンドまたは zfs(1M) set share コマンドを使用して自動的に起動されます。デフォルトでは、smbd は、NBT (NetBIOS-Over-TCP) トランスポートおよび TCP トランスポートを介して起動されます。

    smbd が NBT を介して起動された場合は、次のサービスが起動されます。

  • NetBIOS ネームサービスが UDP ポート 137 上で起動されます。

  • NetBIOS データグラムサービスが UDP ポート 138 上で起動されます。

  • NetBIOS セッションサービスが TCP ポート 139 上で起動されます。

smbd デーモンが TCP を介して起動された場合は、SMB サービスが TCP ポート 445 上で起動されます。

同時に実行できる smbd のインスタンスは 1 つだけです。

終了ステータス

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

デーモンがクリーンな状態で終了しました。

95

デーモンが致命的エラーで終了しました。

96

デーモンが構成エラーで終了しました。

属性

ATTRIBUTES

次の属性についての詳細は、attributes(5) のマニュアルページを参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
service/file-system/smb
インタフェースの安定性
不確実

関連項目

SEE ALSO

ps(1), svcs(1), share(1M), sharectl(1M), smbadm(1M), smbstat(1M), svcadm(1M), zfs(1M), smb(4), smbautohome(4), system(4), attributes(5), smf(5)

NOTES

サービスの有効化、無効化、再起動などの管理操作を smbd サービスで実行するには、svcadm コマンドを使用します。サービスのステータスに対するクエリーを実行するには、svcs コマンドを使用します。

smbd サービスは、サービス管理機能により、サービス識別子 svc:/network/smb/server の下で管理されます。

smbd サービスが無効になっている場合は、その auto_enable プロパティーが false に設定されていないかぎり、share(1M) コマンドまたは zfs set share コマンドによって有効にされます。