この章では、システムでリアクティブモードが使用されている場合に主に使用される、プロファイルベースのネットワーク構成の概要を示します。リアクティブモードは、Oracle Solaris システム上のネットワーク構成を管理するための、さまざまなタイプのプロファイルをサポートします。このモードがもっとも多用されるのは、ノートブック PC およびネットワーク状態が頻繁に変化する状況です。リアクティブモードでは、ネットワークデーモン (nwamd) がシステムの状態をモニターして、状態が変化するとネットワーク構成を動的に調整します。
企業環境でもっとも多用されるネットワーク管理モデルである固定モードの使用については、Chapter 2, Oracle Solaris でのデータリンク構成の管理およびChapter 3, Oracle Solaris での IP インタフェースとアドレスの構成および管理を参照してください。
ネットワークプロファイルの構成および管理に関する詳細な手順は、Chapter 6, Oracle Solaris でのプロファイルベースのネットワーク構成の管理を参照してください。