IP インタフェース構成の削除または変更
ipadm delete-addr コマンドは、特定のアドレス構成を IP インタフェースから削除します。このコマンドは、システムから単に IP アドレスを削除する場合、またはインタフェース上で構成されている IP アドレスの変更の一部として役立ちます。インタフェース上で構成されている IP アドレスを変更する場合は、最初に元のアドレス構成を削除してから、新しいアドレス構成を割り当てる必要があります。既存の IP アドレスを変更する方法を参照してください。
インタフェースの IP アドレスの作成手順については、IPv4 インタフェースを構成する方法を参照してください。
注 -
1 つのインタフェースに複数の IP アドレスを構成できます。各アドレスは、アドレスオブジェクトによって識別されます。確実に正しいアドレスを削除するには、アドレスオブジェクトを知っている必要があります。
ipadm show-addr コマンドを使用して、インタフェース上で構成されている IP アドレスを表示します。アドレスオブジェクトの説明については、
IPv4 インタフェースを構成する方法を参照してください。IP アドレスの表示の詳細は、
IP アドレスに関する情報の取得を参照してください。
既存の IP アドレスを変更する方法
次の手順では、システムの既存の IP アドレスを再構成する手順を説明します。
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管理者になります
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再構成する IP アドレスを表すアドレスオブジェクトを削除します。
# ipadm delete-addr addrobj
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同じアドレスのオブジェクト名を使って、新しい IP アドレスを割り当てます。
# ipadm create-addr -a IP-address addrobj
別のインタフェースをシステムに追加する場合は、IPv4 インタフェースを構成する方法を参照してください。
- (オプション)
必要に応じて、次のようにシステムのホスト名を変更します。
# hostname new-hostname
- (オプション)
サブネットマスクが変更されている場合は、サブネットエントリを変更します。
- (オプション)
サブネットアドレスが変更されている場合は、デフォルトルーターの IP アドレスを変更します。
手順については、永続的 (静的) ルートの作成を参照してください。
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システムをリブートすると、変更内容が有効になります。