NCP は、システムのネットワーク構成を定義します。固定 NCP ではなく、リアクティブ NCP だけを作成できます。
対話型モードで NCP を作成するには、まず対話型セッションを開始します。それから、次の例に示すように、create サブコマンドを使用して新しい NCP を作成します。
$ netcfg netcfg> create ncp myncp netcfg:ncp:myncp>使用例 6-7 Automatic NCP をクローニングして NCP を作成する
DefaultFixed NCP 以外の既存の NCP をクローニングして、NCP を作成できます。次に、NCP のプロパティーを変更して、新しい構成パラメータを指定します。次の例では、システム定義の Automatic NCP をクローニングすることによって、newncp という新しい NCP が作成されます。
$ netcfg netcfg> create -t Automatic ncp newncp netcfg:ncp:newncp> list ncp:newncp management-type reactive NCUs: phys net0 phys net1 ip net0 ip net1
management-type プロパティーは、常に reactive に設定されている読み取り専用のプロパティーです。前の例では、list サブコマンドを使用して、新しくコピーされた NCP (newncp) の内容を表示します。
次の例に示すように、netcfg コマンド行モードを使用して、Automatic NCP を直接クローニングすることもできます。対話型とコマンド行のどちらの手法でも、既存の NCU を Automatic NCP から新たに作成された NCP にコピーします。
$ netcfg create -t Automatic ncp newncp $ netcfg list ncp newncp ncp:newncp management-type reactive NCUs: phys net0 phys net1 ip net0 ip net1