Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアでは、SPARC T5、SPARC M5、および SPARC S7 シリーズサーバー以降の SPARC エンタープライズクラスのプラットフォームに対応した次の RAS 機能が追加されています。
障害管理アーキテクチャー (FMA) によるブラックリスト登録。FMA が障害のある CPU またはメモリーのリソースを検出した場合、Oracle VM Server for SPARC はそれらをブラックリストに登録します。ブラックリストに登録されている障害のあるリソースは、FMA によって修復されたとマークされるまでは、どのドメインにも再割り当てできません。
復旧モード。リソースに障害があるかリソースが見つからないためにブートできないドメイン構成を自動的に復元します。
Fujitsu M10 プラットフォームも回復モードをサポートしています。障害のあるリソースのブラックリスト登録はサポートされていませんが、Fujitsu M10 プラットフォームの自動交換機能には同様の機能が用意されています。