仮想 SCSI HBA に関連付けられた (1 つまたは複数の) 仮想 LUN は、あたかも物理 LUN であるかのように動作します。
たとえば、SCSI ディスクを表す仮想 LUN は、ゲストドメインでは /dev/[r]dsk の下の通常のディスクとして見えます。基本となる関連付けられた物理 LUN のタイプは disk であるため、仮想 LUN は format コマンドの出力に表示されます。仮想 LUN のデバイスパスは、prtpicl や prtconf などのほかのコマンドで操作できます。
仮想 LUN が CD または DVD を表す場合、そのデバイスパスは /dev/[r]dsk で定義されています。仮想 LUN がテープデバイスを表す場合、そのデバイスパスは /dev/rmt で定義されています。仮想 LUN を操作できるコマンドについては、Managing Devices in Oracle Solaris 11.3を参照してください。