I/O ドメインの回復性は、関連付けられたルートドメインのいずれかが中断された場合でも I/O ドメインが続けて実行できるようにすることで、I/O ドメインの可用性とパフォーマンスを向上させます。ルートドメインが中断された場合は、影響を受けるデバイスを代替の I/O パスにフェイルオーバーすることで、そのサービスを使用する I/O ドメインが続けて実行できるようにします。ルートドメインがサービスに復帰すると、回復性 I/O ドメイン内の影響を受けたデバイスもサービスに復帰し、フェイルオーバー機能がリストアされます。
次の図は、構成されたルートドメインの 1 つに障害が起きたときに発生する動作と、ルートドメインがサービスに復帰したときに発生する動作について示しています。
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この構成では、仮想機能を仮想ネットワークデバイスまたは仮想ストレージデバイスにすることもできます。つまり、I/O ドメインは、仮想機能または仮想デバイスの任意の組み合わせで構成できます。
回復性と非回復性の両方の I/O ドメインを含む構成を作成できます。詳細は、例 – 回復性および非回復性構成の使用を参照してください。