物理ディスクスライスは、常に 1 つのスライスディスクとしてエクスポートされます。この場合、仮想ディスクドライバ (vds および vdc) は仮想ディスクから入出力を転送し、物理ディスクスライスへのパススルーとして動作します。
物理ディスクスライスは、対応するスライスデバイスをエクスポートすることで、サービスドメインからエクスポートされます。デバイスがスライス 2 と異なる場合は、slice オプションの指定の有無にかかわらず、自動的に 1 つのスライスディスクとしてエクスポートされます。デバイスがディスクのスライス 2 である場合は、slice オプションを設定して、スライス 2 のみを 1 つのスライスディスクとしてエクスポートする必要があります。そうしないと、ディスク全体がフルディスクとしてエクスポートされます。
Oracle Solaris 11.3 SRU 2.4 OS 以降では、NVMe ストレージディスクタイプをフルディスクまたは 1 つのスライスディスクとして使用できます。
Oracle Solaris 11.3 SRU 2.4 OS より前では、NVMe ストレージディスクタイプを 1 つのスライスディスクとしてのみ使用できます。