Go to main content

SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 10 月
 
 

SR-IOV を持つ I/O ドメイン構成

SR-IOV を持つ I/O ドメインを作成して、プライマリルートドメインからの仮想 I/O サービスの使用に関連した、仮想化による I/O オーバーヘッドを解消するネイティブの I/O スループットを持った柔軟な I/O を提供できます。この構成には次の特徴があります。

  • 仮想コンソールサービスのルートドメインに依存します。

  • ライブ移行を許可しません。

  • 動的 SR-IOV をサポートします。

    • プライマリドメインをリブートせずに仮想機能を作成または破棄できます。

    • 実行中のドメインをリブートせずに、仮想機能をそのドメインに追加したり解除したりできます。

    • 複数の仮想機能を同時に作成したり、破棄したりできます。

  • バスを共有する I/O ドメインの数を 32 に増やします。


注 -  I/O ドメイン構成を作成する前に、動的 PCIe バスの割り当てと I/O ドメインの回復性の詳細について、Oracle VM Server for SPARC の概要を参照してください。

この図では、SR-IOV を持つ I/O ドメイン構成の基本レイアウトを示します。考えられる I/O ドメインの合計数は、使用可能なルートコンプレックスと CPU コアの数、使用可能なメモリー量、および特に各ドメインのワークロードの要件に依存します。

image:SR-IOV を持つ I/O ドメイン構成の基本レイアウトを示す図です。

関連情報