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SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

OpenBoot 構成変数

変数
デフォルト値
説明
auto-boot-on-error?
false
POST がハードウェアの再構成またはエラーを検出したあとにホストがブートしようとするかどうかを制御し、検出されたエラーが存在する場合は自動ブート動作の選択を有効にします。
  • false – ホストはブートしようとせず、ok プロンプトで停止します。

  • trueauto-boot?true に設定されている場合は、ハードウェアの再構成またはエラーのあと、ホストは選択されたデバイスから自動的にブートしようとします。これは、最大の可用性を得るために必要です。

auto-boot?
true
ホストのリセットのあと、または電源が投入されたときにホストが自動的にブートするかどうかを制御します。
  • trueboot-device で指定されたデバイスから自動的にブートしようとします。

  • false – ホストはブートしようとせず、ok プロンプトで停止します。

boot-command
boot
auto-boot?true であるときに実行されるコマンドを指定します。
  • bootboot-device で指定されたデバイスからカーネルをブートします。

  • boot net – ネットワークからカーネルをブートします。

  • boot disk1:hdisk1 のパーティション h からブートします。

  • boot tape – テープからデフォルトファイルをブートします。

  • boot device-pathdevice_path として指定されたデバイスからブートします。サーバー上のエイリアスのリストを表示するには、「devalias」と入力します。

boot-device
disk net
デフォルトのブートデバイスの名前を含めます。

注 -  IPoIB 経由で iSCSI デバイスからブートする場合、boot-device 変数は eUSB デバイスのパスを示し、通常そこに指定されるルートパーティションは iSCSI デバイス上にあります。

boot-file
OpenBoot が診断モードにないときに使用されるブート引数を指定するオプション変数。
diag-switch?
false
この値が true である場合は、診断モードで実行します。
network-boot-arguments
WAN ブートの実行時に OpenBoot で使用される構成変数を設定できるようにするオプション変数。この変数を設定すると、デフォルトのどのブート変数値よりも優先されます。詳細は、eeprom(1M) のマニュアルページを参照してください。

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