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SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

SP をリセットする

これらのサーバーでは、すべての SP をリセットできます。ただし、リセットする必要があるのはアクティブ SP だけです。

リセット役割 (r) が必要です。reset_to_defaults プロパティーを設定するには、管理者役割 (a) が必要です。

  1. Oracle ILOM にログインします。

    Oracle ILOM (CLI) にログインするを参照してください。

  2. アクティブ SP をリセットします。
    • システム構成を変更することなく、アクティブ SP をリセットするには、次のように入力します。
      -> reset /SP
      Are you sure you want to reset /SP (y/n)? y
      Performing reset on /SP
      
      ->

      注 -  このコマンドは、すべての SP と SPM をリセットします。アクティブ SP が正常にリセットされない場合は、-f|force オプションを使用してください。
    • reset_to_defaults 設定を変更し、アクティブ SP をリセットするには、次のように入力します。
      -> set /SP reset_to_defaults=value
      -> reset /SP
      Are you sure you want to reset /SP (y/n)? y
      Performing reset on /SP
      
      ->
      • all – SP の次回のリセット時に Oracle ILOM 構成データのすべてをデフォルト設定にリセットします。このアクションでは、ログファイルのエントリは消去されません。

      • factory – SP の次回のリセット時に Oracle ILOM 構成データのすべてをデフォルト設定にリセットし、すべてのログファイルを消去します。

      • none – (デフォルト) 現在の構成を使用しながら通常の動作を行うように SP をリセットします。また、SP の次回のリセット前に保留中の reset_to_defaults 操作 (all または factory) を取り消す場合にも、none オプションを使用します。


      Caution

      注意  -  通常の状況では、SP をデフォルト設定にリセットする必要はありません。値 all または factory を使用すると、SP およびホストの IP、サブネット、およびネットマスクのアドレスがすべて削除されます。これらのアドレスを復元するには、シリアル管理ポートを使用してネットワーク接続を確立する必要があります。 この操作では、作成したブート別名 (disk と net) もすべて削除されます。これらの別名は再作成する必要があります。



      注 -  アクティブ SP が正常にリセットされない場合は、-f|force オプションを使用してください。

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