これらのサーバーでは、すべての SP をリセットできます。ただし、リセットする必要があるのはアクティブ SP だけです。
リセット役割 (r) が必要です。reset_to_defaults プロパティーを設定するには、管理者役割 (a) が必要です。
Oracle ILOM (CLI) にログインするを参照してください。
-> reset /SP Are you sure you want to reset /SP (y/n)? y Performing reset on /SP ->
-> set /SP reset_to_defaults=value -> reset /SP Are you sure you want to reset /SP (y/n)? y Performing reset on /SP ->
all – SP の次回のリセット時に Oracle ILOM 構成データのすべてをデフォルト設定にリセットします。このアクションでは、ログファイルのエントリは消去されません。
factory – SP の次回のリセット時に Oracle ILOM 構成データのすべてをデフォルト設定にリセットし、すべてのログファイルを消去します。
none – (デフォルト) 現在の構成を使用しながら通常の動作を行うように SP をリセットします。また、SP の次回のリセット前に保留中の reset_to_defaults 操作 (all または factory) を取り消す場合にも、none オプションを使用します。
![]() | 注意 - 通常の状況では、SP をデフォルト設定にリセットする必要はありません。値 all または factory を使用すると、SP およびホストの IP、サブネット、およびネットマスクのアドレスがすべて削除されます。これらのアドレスを復元するには、シリアル管理ポートを使用してネットワーク接続を確立する必要があります。 この操作では、作成したブート別名 (disk と net) もすべて削除されます。これらの別名は再作成する必要があります。 |
『Oracle ILOM スタートガイド、ファームウェアリリース 3.2.x』(http://www.oracle.com/goto/ilom/docs)