SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

SP ネットワークのネットマスクの構成

この例では、255.255.255.0 をネットマスクとして使用します。使用しているネットワーク環境のサブネットでは、異なるネットマスクが必要になる場合があります。使用している環境にもっとも適したネットマスクの数値を使用してください。

このタスクを完了するには、管理者役割 (a) が必要です。

1. Oracle ILOM にログインします。

   Oracle ILOM (CLI) にログインするを参照してください。

2. ネットマスクの現在の設定を表示します。

   -> show /SP/network ipnetmask
   
      /SP/network
         Properties:
            ipnetmask = 255.255.255.0
   
   ->

3. SP ネットワークの新しいネットマスクアドレスを割り当てます。

   -> set /SP/network pendingipnetmask=netmask-address
   set 'pendingipnetmask' to 'netmask-address'
   
   ->

4. ネットマスクアドレスの変更を確定します。

   -> set /SP/network commitpending=true
   Set 'commitpending' to 'true'
   
   ->

   ---

   注 -  LAN 経由で Oracle ILOM に接続している場合は、IP プロパティーの変更をすべてコミットしたあとに Oracle ILOM に再接続する必要があります。

   ---

5. ネットマスクアドレスが正しく設定されたことを確認します。

   -> show /SP/network ipnetmask
   
      /SP/network
         Properties:
            ipnetmask = netmask-address
   
   ->

関連情報

• SP ネットワークの概要

• rKVMS のホスト IP アドレスを構成する