/SP/policy HOST_LAST_POWER_STATE プロパティーを使用して、予期しない電源異常のあとのホストの動作を制御します。外部電源が回復すると、Oracle ILOM SP は自動的に動作を開始します。通常は、Oracle ILOM を使用して電源を入れないかぎり、ホストの電源は入りません。
Oracle ILOM は、サーバーの現在の電源状態を不揮発性メモリーに記録します。HOST_LAST_POWER_STATE プロパティーが有効になっている場合、Oracle ILOM はホストを以前の電源状態に回復できます。このポリシーは、電源障害発生時、またはサーバーを別の場所に物理的に移動する場合に役立ちます。
この表は、HOST_AUTO_POWER_ON プロパティーと HOST_LAST_POWER_STATE プロパティーがホストの電源状態にどのように影響するかを示しています。
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このタスクを完了するには、管理者役割 (a) が必要です。
Oracle ILOM (CLI) にログインするを参照してください。
-> set /SP/policy HOST_LAST_POWER_STATE=value
value には、次の値を設定できます。
enabled – 電源の回復時に、ホストは電源切断前の状態に戻ります。
disabled – (デフォルト) 電源が供給されても、ホストは停止したままです。