SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

ホストの電源切断中に OpenBoot プロンプトを表示する

電源が切断されている特定のホストに OpenBoot プロンプトで接続するには、このタスクを実行します。

このタスクでは、PDomain_0 を例として使用します。このタスクを完了するには、コンソール役割 (c) および管理者役割 (a) が必要です。

1. Oracle ILOM にログインします。

   Oracle ILOM (CLI) にログインするを参照してください。

2. bootmode script プロパティーの現在の設定を表示します。

   -> show /Servers/PDomains/PDomain_0/HOST/bootmode script
   
      /Servers/PDomains/PDomain_0/HOST/bootmode
         Properties:
            script = (none)
   
   ->

3. OpenBoot プロンプトでブートシーケンスが停止するように指定します。

   -> set /Servers/PDomains/PDomain_0/HOST/bootmode script="setenv auto-boot? false"
   Set 'script' to 'setenv auto-boot? false'
   
   ->

   ---

   注 -  auto-boot? パラメータを false に設定することは、1 回かぎりの設定です。次回にホストがリセットされると、auto-boot? パラメータはデフォルト設定に戻ります。

   ---

4. ホストコンソールを起動します。

   ホストコンソールを起動するを参照してください。

5. ホストを起動します。

   ホストを起動するを参照してください。

   POST が有効になっている場合、ホストで POST が完了するまでに、数分かかることがあります。POST が完了すると、OpenBoot プロンプトが表示されます。

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