OpenBoot および Oracle Solaris のコマンドを使用して、ホストのブートおよび再起動の動作を永続的または一時的に再構成します。Oracle ILOM のブートモードプロパティーは、ホストのブート方法を指定する際に役立ち、OpenBoot または Oracle VM Server for SPARC の現在の設定で発生した問題を修正できます。
ホストのブート方法のカスタマイズに関するより包括的な情報については、使用しているリリースの Oracle Solaris のドキュメントを参照してください。
ブートブロック、unix、および genunix を検証するベリファイドブートを使用すると、ブートプロセスをセキュリティー保護することもできます。Oracle ILOM のブートポリシー (boot_policy) プロパティーは、none (デフォルト)、warning、または enforce に設定できます。warning 設定では、Oracle Solaris OS コンソールに警告が送信され、ブートプロセスは続行できます。enforce 設定では、Oracle Solaris コンソールに警告が送信されますが、ブートプロセスは続行できません。boot_policy プロパティーは /Servers/PDomains/PDomain_0/host/verfied_boot から設定できます。
![]() | 注意 - enforce 設定では、OpenBoot の use-nvramrc? 変数が true に設定されている場合、ブートプロセスは続行できません。use-nvramrc? 変数は setenv コマンドで直接設定できます。または、nvalias コマンドを使用すると、この変数は true に設定されます。use-nvramrc? 変数を false に設定した場合は、nvalias コマンドでデバイス別名を作成できません。 |