2 つの PDomain が存在する SPARC M7-8 サーバーでは、各静的 PDomain に SP が 1 つずつ、2 つあり (SP0 と SP1)、各 SP に SPM が 2 つあります。どちらかの SP が、PDomain のタスクを管理するアクティブ PDomain SP として機能します。もう一方の SP は、障害が発生した場合にアクティブ PDomain SP の役割を引き受けるスタンバイ PDomain SP として機能します。
1 つの PDomain が存在する SPARC M7-8 サーバーには冗長 SP が 1 組あり (SP0 と SP1)、各 SP に SPM が 1 つあります (SPM0)。どちらかの SP が、プラットフォームを管理するアクティブ SP として機能し、もう一方は、障害が発生した場合にアクティブ SP の役割を引き受けるスタンバイ SP として機能します。
どちらの SP も外部ネットワークから個別にアクセス可能であるため、これらを一意の IP アドレスを使用して別々に構成する必要があります。フェイルオーバーの一部として、アクティブ SP に割り当てられている IP アドレスは、どちらの SP がシャーシを制御しているかに応じて新しいアクティブ SP に移行されます。この IP アドレスに接続してシャーシを管理できるようにするには、SP0 または SP1 に個別にアクセスするのではなく、アクティブ SP の IP アドレスを構成する必要があります。
SPARC M7-16 サーバースイッチシャーシには SP が 1 組あり、各 SP に SPM が 1 つあります。各 CMIOU シャーシには SPP が 1 組あり、各 SPP に SPM が 2 つあります。このサーバーは最大 4 つの PDomain をサポートできます。各 PDomain 上のいずれかの SPP が PDomain SPP として識別され、その PDomain のタスクの管理や、その PDomain の rKVMS サービスのホスティングの役割を果たします。rKVMS が PDomain にアクセスできるようにするには、その PDomain の SPP ネットワーク設定を構成する必要があります (rKVMS のホスト IP アドレスを構成するを参照)。PDomain SPP はまた、その IP アドレスが構成されているかぎり、外部ネットワークからもアクセス可能です。