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SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

Oracle ILOM の概要

Oracle ILOM は、SPARC サーバーにプリインストールされているシステム管理ファームウェアです。Oracle ILOM を使用すると、サーバーに取り付けられたコンポーネントをアクティブに管理およびモニターできます。Oracle ILOM には、SNMP や IPMI のインタフェースのほかに、ブラウザベースのインタフェースやコマンド行インタフェースがあります。

Oracle ILOM SP は、AC 電源がサーバーに接続されているかぎり、システムとは独立して、またシステムの電源状態には関係なく動作します。サーバーを AC 電源に接続すると、Oracle ILOM サービスプロセッサはすぐに起動して、システムのモニタリングを開始します。環境のモニタリングと制御はすべて、Oracle ILOM によって処理されます。

-> プロンプトは、Oracle ILOM SP と直接対話していることを示します。このプロンプトは、システムの電源状態にかかわらず、最初に表示されるプロンプトです。M7 シリーズサーバーの場合、最大 25 の同時 SP セッションを持つことができます。

プラットフォームおよび任意の使用可能な PDomain に対して特定の Oracle ILOM タスクを実行できます。つまり、プラットフォームまたはドメインレベルでユーザーの役割を正しく割り当てる必要があり、またプラットフォームまたは PDomain に対して特定のコマンドを提供する必要があります。

POST の動作方法に影響する Oracle ILOM プロパティーが変更されました。個々のプロパティーに関する詳細は、使用しているプラットフォームのサービスマニュアルを参照してください。ブート時に SPARC 診断を実行できるようにする方法の詳細は、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。

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