使用可能な PCIe スロットの合計数は、PDomain 内の CMIOU の数によって異なります。各 CMIOU には 3 つの PCIe スロットがあります。各 PDomain には少なくとも 1 つのネットワークアダプタが存在する必要があり、ほとんどの構成には少なくとも 1 つのストレージアダプタが必要になります。I/O デバイスまたは仮想機能をゲストドメインに割り当てて I/O ドメインにすることも、または PCIe バス全体をゲストドメインに割り当てて、仮想化された I/O サービスをほかのゲストドメインに提供するプライマリ以外のルートドメイン (NPRD) にすることもできます。ベアメタルパフォーマンスを達成するために NPRD でもアプリケーションを実行できます。考えられる I/O ドメインの数は、PDomain に使用可能なデバイスと仮想機能の数に比例します。NPRD の数は使用可能なルートコンプレックスの数に直接依存します。SR-IOV を使用して仮想機能を作成し、I/O ドメインの数を増やすことができます (SR-IOV を使用して PDomain 内に存在できる I/O ドメインの数を増やすための基本的な構成の例については、SR-IOV を持つ I/O ドメイン構成を参照してください)。I/O ドメインの詳細については 仮想化のガイドラインと制限、NPRD の詳細については ベアメタルプラスゾーン構成を参照してください。
この表は、各サーバー上の PDomain ごとに利用可能なスロットの数からネットワークアダプタに必要なスロットを引いた数、およびストレージアダプタがインストールされている場合に利用可能なスロットの数を示しています。ゲストドメインに仮想化された I/O を提供するルートコンプレックスを所有する考えられる NPRD の数は、使用可能な PCIe スロットの数に直接比例します。
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