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SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

ユーザー認証

SP はアプライアンスです。アプライアンスモデルでは、ユーザーや管理エージェントは、承認されたユーザーインタフェース経由でしか SP とそのコンポーネントにアクセスできません。ユーザーやエージェントは、ベースとなるどのオペレーティングシステムインタフェースにもアクセスできず、ユーザーは SP に個々のソフトウェアコンポーネントをインストールできません。

Oracle ILOM は、構成されているローカルアカウントを使用すると、または Active Directory や LDAP/SSL などのリモートユーザーデータベースに対してユーザーアカウントを認証できます。リモート認証では、各 Oracle ILOM インスタンスでローカルアカウントを構成するのではなく、集中管理されたユーザーデータベースを使用できます。

ホストグループ内のユーザーのメンバーシップに基づいて、リモートでユーザーのアクセスを認証したり、認可したりすることもできます。ユーザーは、複数のホストグループに属せません。これらのサーバーでは、Oracle ILOM Web インタフェース、CLI、または SNMP を使用すると最大 10 のホストグループを構成できます。

Active Directory または LDAP/SSL を使用すると、リモートユーザー認証のためのホストグループを構成できます。

  • Active Directory は、ユーザー資格の認証と、ネットワーク接続されたリソースへのユーザーのアクセスレベルの承認の両方を提供します。

  • LDAP/SSL は、LDAP ユーザーに強化されたセキュリティーを提供します。

ホストグループの構成で必要なタスクには、証明書 (LDAP/SSL)、管理者グループ、オペレータグループ、カスタムグループ、およびユーザードメインの管理が含まれます。

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