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SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

サーバー、システム、およびホストの状態

サーバーは、次のいずれかの状態にあります。

  • 電源供給なし – サーバーに電源が供給されていません。たとえば、電源コードが接続されていないか、データセンターの電源ブレーカがオフになっています。

  • スタンバイ – 電源がサーバーに供給され、SP は動作しているが、システムまたはホストに主電源が供給されていません。SP 上のスタンバイ状態の Oracle ILOM にアクセスできます。

  • 電源全投入 – システムおよびホストに電源が投入されています。システムでホストの OS がブートされたあと、OS にアクセスできます。

ホストの電源が入っている場合、そのホストは次のいずれかの状態にあります。

  • ブート完了 – オペレーティングシステムは、次のいずれかのレベルで動作しています。

    • 3 - OS は、すべてのリソースが有効になったマルチユーザーモードで動作しています。

    • S – OS はシングルユーザーモードで動作しており、一部のリソースが無効になっています。

  • OpenBoot プロンプト – OS が動作していません。ユーザーは、ホスト上の OpenBoot ファームウェアと通信します。

OpenBoot の auto-boot? 変数が true に設定されていて、Oracle ILOM の auto-boot プロパティーが有効な場合、ユーザーがホストをリセットまたは起動するときに、ホストは自動的にブートしようとします。また、ほかの Oracle ILOM のプロパティーがホストの電源状態、したがってブート動作にも影響することがあります。この表は、HOST_AUTO_POWER_ON プロパティーと HOST_LAST_POWER_STATE プロパティーがホストの電源状態にどのように影響するかを示しています。

HOST_AUTO_POWER_ON
HOST_LAST_POWER_STATE
ホストの電源状態動作
ブート動作
有効
無効
電源が投入されます。
OpenBoot の auto-boot? 変数が true に設定されていて、Oracle ILOM の auto-boot プロパティーが有効な場合、ホストは自動的にブートします。
無効
有効
ホストを前の電源状態に戻します。
電源状態がオフであった場合、ホストはブートしません。前の状態がオンだったときに、OpenBoot の auto-boot? 変数が true に設定されていて、Oracle ILOM の auto-boot プロパティーが有効な場合、ホストは自動的にブートします。
無効
無効
オフのままになります。
ホストはブートしません。

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