自動ブートを有効化または無効化する (OpenBoot)
ホストのリセットまたは電源投入で OS を自動的にブートしようとするかどうかを選択するように OpenBoot を構成するには、次の手順のいずれかを使用します。この変更は永続的ですが、ホストのリセット後でないと有効になりません。
注 -
OS の自動ブートを有効にするには、OpenBoot の auto-boot? 変数が true に設定されていて、かつ Oracle ILOM の auto-boot プロパティーが有効になっている必要があります。auto-boot? 変数は、Oracle Solaris プロンプトで eeprom コマンドを使用して、または OpenBoot プロンプトで setenv コマンドを使用して変更できます。auto-boot プロパティーは、Oracle ILOM の /Servers/PDomains/PDomain_n/HOST/domain/control で変更できます。
このタスクを完了するには、コンソール役割 (c) および管理者役割 (a) が必要です。
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Oracle ILOM にログインします。
Oracle ILOM (CLI) にログインするを参照してください。
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ホストコンソールを起動します。
ホストコンソールを起動するを参照してください。
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必要な場合は、ホストを起動します。
ホストを起動するを参照してください。
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ok プロンプトを表示します。
OpenBoot プロンプトへのアクセスを参照してください。
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OpenBoot の auto-boot? 変数を true または false に設定します。
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true – (デフォルト) ホストは、ユーザーが boot-device 変数を構成していて、かつ Oracle ILOM の auto-boot プロパティーを有効にした場合、boot-device で指定されたデバイスから自動的にブートしようとします。
注 -
最大の可用性が得られるようにホストを構成する場合は、auto-boot? と auto-boot-on-error? を true に設定することによって、エラーまたはハードウェアの再構成のあとに自動的にリブートするようにホストを構成します。auto-boot-on-error? のデフォルト値は false です。
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false – ホストは自動的にブートしません。ユーザーはホストを手動でブートできます。
たとえば、デフォルト設定を変更するには、次のように入力します。
{0} ok setenv auto-boot? false
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変更を検証します。
{0} ok printenv auto-boot?
auto-boot? = false