仮想化のガイドラインと制限
このセクションの構成例では、これらのガイドラインおよび制限に従います。
|
|
制御ドメイン
|
-
サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris OS を実行します。
OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。
-
PDomain ごとに 1 つだけです。
-
primary という名前です。名前を変更できません。
-
ハイパーバイザへの特権アクセスを持ちます。
-
論理ドメインマネージャーを実行します。
-
ほかのドメインの管理に使用します。
-
一般的に、ほかのドメイン (仮想ディスク、仮想スイッチ、仮想コンソールアクセスなど) にサービスを提供するルートドメインです。
|
サービスドメイン
|
-
サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris OS を実行します。
OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。
-
仮想 I/O サービスをほかのドメイン (仮想ディスク、仮想スイッチサービスなど) に提供します。
-
一般的に、1 つまたは複数のルートコンプレックスを所有するルートドメインです。
-
サーバーまたは PDomain 当たり、1 つまたは複数である必要があります。
|
I/O ドメイン
|
-
サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris OS を実行します。
OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。
-
物理 I/O への直接アクセス権限を持ちます。
-
1 つまたは複数の PCIe ルートコンプレックス (ルートドメインにもなります) を割り当てます。
-
SR-IOV 仮想機能を使用できます。
-
使用可能な PCIe リソースによって、1 つでも、複数でも可能です。
-
ベアメタルの I/O パフォーマンスを提供します。
-
必ずしもサービスドメインではありません。
|
ルートドメイン
|
-
サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris OS を実行します。
OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。
-
1 つまたは複数の PCIe ルートコンプレックスを所有します。
-
使用可能な PCI バスによって、1 つでも、複数でも可能です。
-
ほかのドメインよりセキュアです (すなわち、ほかの論理ドメインまたはリソースから分離され、独立しています)。
|
ゲストドメイン
|
-
サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris 10 OS または Oracle Solaris 11 OS を実行します。
OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。
-
I/O の 1 つまたは複数のサービスドメインに依存します。
-
純粋に仮想でなければなりません。
-
物理 I/O への直接アクセス権限を持つ必要がありません。
-
ライブ移行をサポートします。
-
1 つのサポート、またはサービスのリソースと同数のサポートとなります。
|
|