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SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

仮想化のガイドラインと制限

このセクションの構成例では、これらのガイドラインおよび制限に従います。

ドメインタイプ
ガイドラインと制限
制御ドメイン
  • サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris OS を実行します。

    OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。

  • PDomain ごとに 1 つだけです。

  • primary という名前です。名前を変更できません。

  • ハイパーバイザへの特権アクセスを持ちます。

  • 論理ドメインマネージャーを実行します。

  • ほかのドメインの管理に使用します。

  • 一般的に、ほかのドメイン (仮想ディスク、仮想スイッチ、仮想コンソールアクセスなど) にサービスを提供するルートドメインです。

サービスドメイン
  • サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris OS を実行します。

    OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。

  • 仮想 I/O サービスをほかのドメイン (仮想ディスク、仮想スイッチサービスなど) に提供します。

  • 一般的に、1 つまたは複数のルートコンプレックスを所有するルートドメインです。

  • サーバーまたは PDomain 当たり、1 つまたは複数である必要があります。

I/O ドメイン
  • サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris OS を実行します。

    OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。

  • 物理 I/O への直接アクセス権限を持ちます。

  • 1 つまたは複数の PCIe ルートコンプレックス (ルートドメインにもなります) を割り当てます。

  • SR-IOV 仮想機能を使用できます。

  • 使用可能な PCIe リソースによって、1 つでも、複数でも可能です。

  • ベアメタルの I/O パフォーマンスを提供します。

  • 必ずしもサービスドメインではありません。

ルートドメイン
  • サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris OS を実行します。

    OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。

  • 1 つまたは複数の PCIe ルートコンプレックスを所有します。

  • 使用可能な PCI バスによって、1 つでも、複数でも可能です。

  • ほかのドメインよりセキュアです (すなわち、ほかの論理ドメインまたはリソースから分離され、独立しています)。

ゲストドメイン
  • サポートされている最小バージョンの Oracle Solaris 10 OS または Oracle Solaris 11 OS を実行します。

    OS のサポートされる最小バージョンについては、SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノートを参照してください。

  • I/O の 1 つまたは複数のサービスドメインに依存します。

  • 純粋に仮想でなければなりません。

  • 物理 I/O への直接アクセス権限を持つ必要がありません。

  • ライブ移行をサポートします。

  • 1 つのサポート、またはサービスのリソースと同数のサポートとなります。

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