SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイド

リセット時にホストブートモード動作を変更する

bootmode state プロパティーは、OpenBoot の NVRAM 変数の使用方法を制御します。通常、これらの変数の現在の設定が保持されます。bootmode state=reset_nvram を設定すると、次のリセット時に OpenBoot NVRAM 変数がデフォルト設定に変更されます。

このタスクでは、PDomain_0 を例として使用します。このタスクを完了するには、リセット役割 (r) が必要です。

1. Oracle ILOM にログインします。

   Oracle ILOM (CLI) にログインするを参照してください。

2. bootmode state を設定します。

   -> set /Servers/PDomains/PDomain_0/HOST/bootmode state=value

   ここで、value は、次のいずれかです。

   • normal – 次のリセット時に、現在の NVRAM 変数の設定を保持します。

   • reset_nvram – 次のリセット時に、OpenBoot 変数をデフォルト設定に戻します。

   ---

   注 -  state=reset_nvram プロパティーを指定すると、ホストの次のリセット後または 10 分後に通常に戻ります。config および script プロパティーには期限切れがありません。これらの 2 つのプロパティーは、サーバーがリセットされたとき、または value を "" ("" は空のスクリプトを示す) に設定して手動でクリアしたときにクリアされます。

   ---

関連情報

• ブートモードの概要

• ホストブートモードのスクリプトを構成する