Oracle® Solaris 11.2 での ZFS ファイルシステムの管理

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 12 月
 
 

ストレージプールデバイスのエラーをクリアーする

zpool status の出力に一覧表示されるエラーを引き起こす障害のためにデバイスがオフラインになる場合は、zpool clear コマンドでエラー数をクリアできます。プール内のデバイスが接続を失い、その後、接続が復元された場合も、これらのエラーをクリアする必要があります。

引数を指定しないでこのコマンドを実行した場合は、プールに含まれるすべてのデバイスのエラーがクリアーされます。例:

# zpool clear tank

1 つ以上のデバイスが指定された場合、このコマンドは、指定されたデバイスと関連するエラーのみをクリアします。例:

# zpool clear tank c0t5000C500335F95E3d0

zpool エラーのクリアの詳細は、一時的または永続的なデバイスエラーをクリアするを参照してください。