プールが作成されると、そのプールはデフォルトでホストシステムに関連付けられます。ホストシステムでは、プールに関する情報を管理しているので、プールが使用できなくなったときにそのことを自動的に検出することができます。この情報は、通常の操作では有効な情報ですが、代替メディアからブートするときまたはリムーバブルメディアにプールを作成するときには障害になることがあります。この問題を解決するために、ZFS には「代替ルート場所」プール機能が用意されています。代替ルートプール場所はシステムのリブート後は維持されません。すべてのマウントポイントはプールのルートに相対的であるように変更されます。