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aclinherit
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文字列
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secure
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ファイルおよびディレクトリが作成されるときに ACL エントリが継承される方法を制御します。値は、 discard、 noallow、 secure、および passthrough です。これらの値については、 ACL プロパティーを参照してください。
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aclmode
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文字列
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groupmask
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chmod 操作中に ACL エントリが変更される方法を制御します。値は、 discard、 groupmask、および passthrough です。これらの値については、 ACL プロパティーを参照してください。
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atime
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ブール型
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on
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ファイルが読み取られるときにアクセス時間が更新されるかどうかを制御します。このプロパティーをオフに設定すると、ファイルを読み取るときに書き込みトラフィックが生成されなくなるため、パフォーマンスが大幅に向上する可能性があります。ただし、メールプログラムなどのユーティリティーが予期しない動作をすることがあります。
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available
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数値
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N/A
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プール内でほかのアクティビティーがないと仮定して、ファイルシステムおよびそのすべての子が利用できるディスク容量を識別する読み取り専用プロパティー。ディスク容量はプール内で共有されるため、プールの物理サイズ、割り当て、予約、プール内のほかのデータセットなどのさまざまな要因によって、利用できる容量が制限されることがあります。
このプロパティーの省略名は avail です。
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canmount
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ブール型
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on
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ファイルシステムが zfs mount コマンドを使ってマウントできるかどうかを制御します。このプロパティーはどのファイルシステムにも設定可能で、プロパティー自体は継承可能ではありません。ただし、このプロパティーを off に設定するとマウントポイントを子孫のファイルシステムに継承できますが、ファイルシステム自体がマウントされることはありません。
noauto オプションを設定すると、ファイルシステムは明示的なマウントおよびアンマウントのみ可能になります。ファイルシステムの作成時やインポート時に、ファイルシステムが自動的にマウントされることはありません。また、zfs mount–a コマンドでマウントされることや、zfs unmount–a コマンドでアンマウントされることもありません。
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casesensitivity
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文字列
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mixed
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このプロパティーは、ファイルシステムで使用するファイル名照合アルゴリズムで、大文字と小文字を区別する (casesensitive) か、区別しない (caseinsensitive) か、または両方の照合方式の組み合わせを許可する (mixed) かを指定します。通常、UNIX および POSIX のファイルシステムでは、ファイル名の大文字と小文字を区別します。
このプロパティーの値が mixed の場合、ファイルシステムが要求に応じて大文字と小文字を区別する照合も区別しない照合もサポートできることを示します。現在、混合動作をサポートするファイルシステムで大文字と小文字を区別しない照合が可能なのは、Oracle Solaris SMB サーバー製品に限られています。 mixed 値の使用方法については、 casesensitivity プロパティーを参照してください。
casesensitivity プロパティー設定にかかわらず、ファイルシステムはファイルを作成するために指定される名前の大文字と小文字の区別を維持します。このプロパティーは、ファイルシステムの作成後には変更できません。
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checksum
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文字列
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on
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データ整合性を検証するために使用されるチェックサムを制御します。デフォルト値は on で、適切なアルゴリズム (現在は fletcher4) が自動的に選択されます。値は、 on、off、fletcher2、fletcher4、sha256、および sha256+mac です。値を off にすると、ユーザーデータの完全性チェックが無効になります。値を off にすることは推奨されていません。
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compression
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文字列
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off
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データセットの圧縮を有効または無効にします。値は on、 off、 lzjb、 gzip、および gzip-N です。現時点では、このプロパティーを lzjb、 gzip、または gzip-N に設定することは、このプロパティーを on に設定することと同じ効果を持ちます。既存のデータを持つファイルシステムで compression を有効にした場合は、新しいデータのみが圧縮されます。既存のデータは圧縮されないままとなります。
このプロパティーの省略名は compress です。
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compressratio
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数値
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N/A
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乗数として表される、データセットの圧縮率を識別する読み取り専用プロパティー。 zfs set compression=on dataset コマンドを使用すると、圧縮を有効にできます。
値は、すべてのファイルの論理サイズおよび参照する物理データの量から計算されます。これには、compression プロパティーを使用して明示的に圧縮されたデータセットも含まれます。
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copies
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数値
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1
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ファイルシステムごとにユーザーデータのコピーの数を設定します。使用できる値は 1、 2、または 3 です。これらのコピーは、プールレベルの冗長性を補うものです。ユーザーデータの複数のコピーで使用されるディスク領域は、対応するファイルとデータセットから取られるため、割り当て制限と予約にとって不利に働きます。また、複数のコピーを有効にすると、 used プロパティーが更新されます。既存のファイルシステムでこのプロパティーを変更しても新しく書き込まれたデータにしか影響しないため、このプロパティーの設定はファイルシステムの作成時に検討します。
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creation
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文字列
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N/A
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データセットが作成された日付および時間を識別する読み取り専用プロパティー。
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dedup
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文字列
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off
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ZFS ファイルシステムの重複したデータを削除する機能を制御します。設定できる値は、on、 off、verify、および sha256[,verify] です。デフォルトの複製解除のチェックサムは sha256 です。
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devices
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ブール型
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on
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ファイルシステム内のデバイスファイルを開くことができるかどうかを制御します。
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encryption
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ブール型
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off
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ファイルシステムを暗号化するかどうかを制御します。暗号化されたファイルシステムでは、データはエンコードされ、ファイルシステムの所有者はデータにアクセスするときに鍵が必要になります。
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exec
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ブール型
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on
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ファイルシステム内のプログラムが実行を許可されているかどうかを制御します。また、 off に設定されているとき、 mmap(2) に PROT_EXEC を付けた呼び出しは禁止されます。
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keychangedate
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文字列
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なし
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指定されたファイルシステムに対する zfs key –c 操作からラッピング鍵が最後に変更された日付を特定します。鍵の変更操作が行われなかった場合、この読み取り専用プロパティーの値はファイルシステムの作成日と同じになります。
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keysource
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文字列
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なし
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ファイルシステムの鍵をラップする鍵の形式と場所を指定します。有効なプロパティー値は、raw、hex、passphrase,prompt、または file です。zfs key –l コマンドを使用してファイルシステムを作成、マウント、またはロードするときに、この鍵が存在している必要があります。新しいファイルシステムで暗号化を有効にする場合、デフォルトの keysource は passphrase,prompt です。
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keystatus
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文字列
|
なし
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ファイルシステムの暗号化鍵のステータスを識別する読み取り専用のプロパティー。ファイルシステムの鍵が使用できるかどうかは、available か unavailable で示されます。暗号化が有効になっていないファイルシステムの場合、none が表示されます。
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logbias
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文字列
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latency
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このファイルシステムの同期要求を ZFS が最適化する方法を制御します。 logbias が latency に設定されている場合、ZFS はプールに別個のログデバイスが存在すればそれを使用して、短い待ち時間で要求を処理します。 logbias が throughput に設定されている場合、ZFS はプールの別個のログデバイスを使用しません。その代わりに、ZFS は大域プールのスループットとリソースの使用効率を優先して同時操作を最適化します。デフォルト値は latency です。
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mlslabel
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文字列
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なし
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マルチレベルファイルシステムでの mlslabel プロパティーの動作については、multilevel プロパティーを参照してください。次の mlslabel の説明は非マルチレベルファイルシステムに適用されます。
ファイルシステムを Trusted Extensions ゾーンでマウントできるかどうかを判断する機密ラベルを提供します。ラベル付きのファイルシステムがラベル付きのゾーンに一致する場合、ファイルシステムは、そのラベル付きのゾーンからマウントしてアクセスできます。デフォルト値は none です。このプロパティーは、Trusted Extensions が有効になっていて、適切な特権がある場合にのみ変更できます。
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mounted
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ブール型
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N/A
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ファイルシステム、クローン、またはスナップショットが現在マウントされているかどうかを示す読み取り専用プロパティー。このプロパティーは、ボリュームには適用されません。値は、 yes または no です。
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mountpoint
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文字列
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N/A
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このファイルシステムに使用されるマウントポイントを制御します。ファイルシステムの mountpoint プロパティーを変更すると、そのマウントポイントを継承するファイルシステムおよびそのすべての子孫がアンマウントされます。新しい値が legacy の場合は、マウントが解除されたままになります。それ以外のときは、プロパティーの古い値が legacy または none だった場合、またはプロパティーが変更される前にマウントされていた場合は、自動的に再マウントされます。また、共有されていたすべてのファイルシステムは、共有が解除されてから新しい場所で共有されます。
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multilevel
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ブール型
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off
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このプロパティーは、Trusted Extensions が有効になっているシステムでのみ使用できます。デフォルトはオフです。
マルチレベルファイルシステム内のオブジェクトは、自動的に生成される明示的な機密ラベル属性で個別にラベル付けされています。このラベル属性を変更してオブジェクトに再度適切なラベル付けを行うには、setlabel または setflabel インタフェースを使用します。
ルートファイルシステム、Oracle Solaris ゾーンファイルシステム、またはパッケージ化された Solaris コードを含むファイルシステムは、マルチレベルにしないようにしてください。
マルチレベルファイルシステムの mlslabel プロパティーにはいくつかの違いがあります。mlslabel 値は、ファイルシステム内のオブジェクトに対して使用可能な最上位のラベルを定義します。mlslabel 値よりも上位のラベルでファイルを作成 (またはそのレベルにファイルを再度ラベル付け) しようとしても許可されません。mlslabel 値に基づいたマウントポリシーはマルチレベルファイルシステムには適用されません。
マルチレベルファイルシステムの場合、ファイルシステムの作成時に mlslabel プロパティーを明示的に設定できます。それ以外の場合は、ADMIN_HIGH というデフォルトの mlslabel プロパティーが自動的に作成されます。マルチレベルファイルシステムを作成したあとで mlslabel プロパティーを変更できますが、それを下位のラベルに設定したり、none に設定したり、削除したりすることはできません。
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primarycache
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文字列
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all
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プライマリキャッシュ (ARC) に何がキャッシュされるかを制御します。設定できる値は、 all、 none、および metadata です。 all に設定すると、ユーザーデータとメタデータの両方がキャッシュされます。 none に設定すると、ユーザーデータも、メタデータも、キャッシュされません。 metadata に設定すると、メタデータのみがキャッシュされます。既存のファイルシステムでこれらのプロパティーを設定した場合、これらのプロパティーの値に基づいて、New I/O のみがキャッシュされます。一部のデータベース環境では、ユーザーデータをキャッシュしないほうが利点が得られることがあります。キャッシュプロパティーの設定が、使用している環境に照らし合わせて適切かどうかを判定する必要があります。
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nbmand
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ブール型
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off
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ファイルシステムを nbmand (非ブロッキング強制) ロックでマウントするべきかどうかを制御します。このプロパティーは SMB クライアント専用です。このプロパティーの変更は、ファイルシステムをアンマウントしてから再マウントした場合にのみ反映されます。
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normalization
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文字列
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なし
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このプロパティーは、ファイルシステムで 2 つのファイル名を比較するとき常にファイル名の unicode 正規化を実行するかどうか、およびどの正規化アルゴリズムを使用するかを指定します。保存されるファイル名が変更されることはなく、名前の正規化は比較処理の一部として実行されます。このプロパティーが none 以外の有効な値に設定されており、utf8only プロパティーが指定されなかった場合、utf8only プロパティーは自動的に on に設定されます。normalization プロパティーのデフォルト値は none です。このプロパティーは、ファイルシステムの作成後には変更できません。
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origin
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文字列
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N/A
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複製されたファイルシステムまたはボリュームのための読み取り専用プロパティー。どのスナップショットからクローンが作成されたかを調べます。クローンが存在する場合には、–r や –f オプションを使用しても、作成元は破棄できません。
クローニングされていないファイルシステムの origin は none です。
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quota
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数値 (または none)
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none
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ファイルシステムとその子孫が消費できるディスク容量を制限します。このプロパティーは、使用されるディスク容量に強い制限値を適用します。容量には、子孫 (ファイルシステムやスナップショットを含む) が使用するすべての容量も含まれます。割り当てがすでに設定されているファイルシステムの子孫に割り当てを設定した場合は、祖先の割り当てはオーバーライドされずに、制限が追加されます。ボリュームには割り当て制限を設定できません。 volsize プロパティーが暗黙的な割り当て制限として機能します。
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rekeydate
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文字列
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N/A
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このファイルシステムに対する zfs key –K または zfs clone – K 操作により、データ暗号化鍵を最後に変更した日付を示す読み取り専用プロパティー。rekey 操作が実行されていない場合は、このプロパティーの値は creation 日と同じです。
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readonly
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ブール型
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off
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データセットを変更できるかどうかを制御します。 on に設定されているときは、変更を行うことができません。
このプロパティーの省略名は rdonly です。
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recordsize
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数値
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128K
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ファイルシステム内のファイルの推奨ブロックサイズを指定します。
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referenced
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数値
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N/A
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データセットがアクセス可能なデータの量を識別する読み取り専用プロパティー。プール内のほかのデータセットと共有される場合もあれば共有されない場合もあります。
スナップショットまたはクローンを作成したときには、それらの作成元のファイルシステムまたはスナップショットと同じディスク領域を最初は参照しています。内容が同じであるためです。
このプロパティーの省略名は refer です。
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refquota
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数値 (または none)
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none
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データセットが消費できるディスク容量を設定します。このプロパティーにより、使用される容量に対して強い制限値が設定されます。この強い制限値には、スナップショットやクローンなどの下位データで使用されるディスク容量は含まれません。
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refreservation
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数値 (または none)
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none
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データセットに対して保証される最小ディスク容量を設定します。スナップショットやクローンなどの子孫は含まれません。使用しているディスク容量がこの値を下回っているデータセットは、 refreservation に指定された容量を使用していると見なされます。 refreservation 予約は、親データセットの使用済みディスク容量に計上されるので、親データセットの割り当て制限と予約を減らすことになります。
refreservation を設定すると、スナップショットを作成できるのは、データセットの referenced の現在のバイト数を格納できる十分な空きプール領域が、この予約容量のほかに存在する場合だけになります。
このプロパティーの省略名は refreserv です。
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reservation
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数値 (または none)
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none
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ファイルシステムとその子孫に対して保証される最小ディスク容量を設定します。使用しているディスク容量がこの値を下回っている場合、ファイルシステムは予約に指定された容量を使用しているように扱われます。予約は、親ファイルシステムのディスク容量に計上されるため、親ファイルシステムの割り当て制限と予約を減らすことになります。
このプロパティーの省略名は reserv です。
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rstchown
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ブール型
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on
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ファイルシステムの所有者がファイルの所有権の変更を許可できるかどうかを示します。デフォルトでは chown 操作を制限します。rstchown が off に設定されていると、chown 操作に対する PRIV_FILE_CHOWN_SELF 権限がユーザーに与えられます。
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secondarycache
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文字列
|
all
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セカンダリキャッシュ (L2ARC) に何がキャッシュされるかを制御します。設定できる値は、 all、 none、および metadata です。 all に設定すると、ユーザーデータとメタデータの両方がキャッシュされます。 none に設定すると、ユーザーデータも、メタデータも、キャッシュされません。 metadata に設定すると、メタデータのみがキャッシュされます。
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setuid
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ブール型
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on
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setuid ビットがファイルシステムで考慮されるかどうかを制御します。
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shadow
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文字列
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None
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URI によって記述されるファイルシステムの シャドウとして ZFS ファイルシステムを識別します。このプロパティーを設定すると、URI で識別されたファイルシステムから shadow ファイルシステムにデータが移行されます。完全な移行のためには、移行されるファイルシステムが読み取り専用である必要があります。
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share.nfs
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文字列
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off
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ZFS ファイルシステムの NFS 共有が作成および公開されるかどうか、およびどのオプションが使用されるかを制御します。また、 zfs share および zfs unshare コマンドを使用して、NFS 共有を公開および非公開にすることもできます。 zfs share コマンドを使用して NFS 共有を公開するには、NFS 共有プロパティーも設定されている必要があります。NFS 共有プロパティーの設定の詳細については、 ZFS ファイルシステムを共有および共有解除するを参照してください。
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share.smb
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文字列
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off
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ZFS ファイルシステムの SMB 共有が作成および公開されるかどうか、およびどのオプションが使用されるかを制御します。また、 zfs share および zfs unshare コマンドを使用して、SMB 共有を公開および非公開にすることもできます。 zfs share コマンドを使用して SMB 共有を公開するには、SMB 共有プロパティーも設定されている必要があります。SMB 共有プロパティーの設定の詳細については、 ZFS ファイルシステムを共有および共有解除するを参照してください。
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snapdir
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文字列
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hidden
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ファイルシステムのルートで .zfs ディレクトリを非表示にするか表示するかを制御します。スナップショットの使用方法については、 ZFS スナップショットの概要を参照してください。
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sync
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文字列
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standard
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ファイルシステムのトランザクションの同期動作を決定します。指定可能な値は、次のとおりです。
-
standard。デフォルト値であり、この値に設定すると、fsync、O_DSYNC、O_SYNC などの、ファイルシステムの同期トランザクションがインテントログに書き込まれます。
-
always。すべてのファイルシステムトランザクションが書き込まれ、呼び戻すシステムコールによって安定したストレージに書き出されようにします。この値には、パフォーマンス上の大きなデメリットがあります。
-
disabled。同期要求が無効になります。ファイルシステムトランザクションは、次のトランザクショングループの確定時にのみ安定したストレージに確定されます。これには数秒かかる場合があります。この値はパフォーマンスがもっとも高くなり、プールを破壊してしまうリスクもありません。
注意 -
ZFS がデータベースや NFS 操作などのアプリケーションの同期トランザクション要求を無視することになるので、この disabled 値は非常に危険です。現在有効なルートまたは /var ファイルシステムでこの値を設定すると、予期しない動作、アプリケーションデータの損失、リプレー攻撃に対する脆弱性の増大という結果を招く可能性があります。関連するすべてのリスクを完全に理解している場合にのみ、この値を使用してください。
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type
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文字列
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N/A
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データセットタイプを filesystem (ファイルシステムまたはクローン)、 volume、または snapshotとして識別する読み取り専用プロパティー。
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used
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数値
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N/A
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データセットとその子孫によって消費されるディスク容量を識別する読み取り専用プロパティー。
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usedbychildren
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数値
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off
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このデータセットの子によって使用されるディスク容量を識別する読み取り専用プロパティー。データセットのすべての子が破棄された場合に解放されます。このプロパティーの省略名は usedchild です。
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usedbydataset
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数値
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off
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データセット自体によって使用されるディスク容量を識別する読み取り専用プロパティー。データセットが削除された場合、最初にスナップショットを破棄し、 refreservation 予約を削除してから解放されます。このプロパティーの省略名は usedds です。
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usedbyrefreservation
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数値
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off
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データセットに対して設定された refreservation によって使用されるディスク容量を識別する読み取り専用プロパティー。 refreservation が削除された場合、解放されます。このプロパティーの省略名は usedrefreserv です。
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usedbysnapshots
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数値
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off
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データセットのスナップショットによって消費されるディスク容量を識別する読み取り専用プロパティー。特に、このディスク領域は、このデータセットのすべてのスナップショットが破棄されると、解放されます。この値はスナップショットの used プロパティーの値を単純に合計した結果ではないことに注意してください。複数のスナップショットで共有されている容量も存在するためです。このプロパティーの省略名は usedsnap です。
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version
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数値
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N/A
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プールバージョンとは無関係に、ファイルシステムのディスク上のバージョンを識別します。このプロパティーは、サポートされるソフトウェアリリースから入手可能な最近のバージョンにしか設定できません。詳細については、 zfs upgrade コマンドを参照してください。
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utf8only
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ブール型
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Off
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このプロパティーは、UTF-8 文字コードセットに存在しない文字が含まれているファイル名をファイルシステムで拒否するかどうかを指定します。このプロパティーが明示的に off に設定されている場合、normalization プロパティーを明示的に設定しないか、または none に設定する必要があります。utf8only プロパティーのデフォルト値は off です。このプロパティーは、ファイルシステムの作成後には変更できません。
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volsize
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数値
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N/A
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ボリュームについて、ボリュームの論理サイズを指定します。
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volblocksize
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数値
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8K バイト
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ボリュームについて、ボリュームのブロックサイズを指定します。ボリュームが書き込まれたあとに、ブロックサイズを変更することはできません。ブロックサイズはボリュームを作成するときに設定してください。ボリュームのデフォルトブロックサイズは、8K バイトです。512 バイト - 128K バイトの範囲で、任意の 2 の累乗を指定できます。
このプロパティーの省略名は volblock です。
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vscan
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ブール型
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Off
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通常ファイルを開くときや閉じるときに、ファイルのウイルススキャンを実行するかどうかを制御します。このプロパティーを有効にする以外に、サードパーティー製のウイルススキャンソフトウェアを所有している場合は、ウイルススキャンが行われるようにウイルススキャンサービスも有効にしておく必要があります。デフォルト値は off です。
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zoned
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ブール型
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N/A
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ファイルシステムが非大域ゾーンに追加されたかどうかを示します。このプロパティーが設定されている場合、そのマウントポイントは大域ゾーンで考慮されません。ZFS では、このようなファイルシステムを要求されても、マウントすることはできません。ゾーンを最初にインストールしたときには、追加されたすべてのファイルシステムにこのプロパティーが設定されます。
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xattr
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ブール型
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on
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このファイルシステムの拡張属性が有効 ( on) か無効 ( off) かを示します。
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