Oracle® Solaris 11.2 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

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更新: 2014 年 12 月
 
 

スワッピング関連パラメータ

Oracle Solaris OS のスワッピングは、swapfs 擬似ファイルシステムによって行われます。スワップデバイスの空間と物理メモリーを合わせたものが、匿名メモリーのバッキングストアを維持するために利用可能な空間プールとして扱われます。システムは、バッキングストアとして最初にディスクデバイスから空間を割り当てようとし、その次に物理メモリーを使用します。swapfs がバッキングストアとしてシステムメモリーを使用しなければならない場合は、swapfs によるメモリーの使いすぎによってシステムがデッドロックに陥ることがないように制約が課せられます。