Oracle® Solaris 11.2 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

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更新: 2014 年 12 月
 
 

tmpfs:tmpfs_maxkmem

説明

TMPFS がデータ構造体 (tmp ノードとディレクトリエントリ) に使用できるカーネルメモリーの最大量を指定します。

データ型

符号なし long

デフォルト

1 ページまたは物理メモリーの 4% (どちらか大きい方)。

範囲

1 ページのバイト数 (sun4u か sun4v システムの場合は 8192、その他のシステムの場合は 4096) から、TMPFS が最初に使用されたときに存在していたカーネルメモリーの 25%。

単位

バイト

動的か

はい

検証

なし

どのような場合に変更するか

次のメッセージがコンソールやメッセージファイルに出力される場合には、値を増やします。

tmp_memalloc: tmpfs over memory limit

TMPFS がデータ構造体に現在使用しているメモリー量は、tmp_kmemspace フィールドにあります。カーネルデバッガを使用すると、このフィールドを検証できます。

コミットレベル

変更の可能性あり