Oracle® Solaris 11.2 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

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更新: 2014 年 12 月
 
 

ixgbe Parameters

tx_queue_number

説明

このパラメータは、ixgbe ネットワークドライバによって使用される送信キューの数を制御します。このパラメータの値を大きくすることによって、送信キューの数を増やすことができます。このパラメータは、ixgbe ドライバ接続が発生する前に /etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルを編集することで設定できます。

データ型

符号なし整数

デフォルト

8

範囲

1 から 32

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

ixgbe ネットワークドライバによって使用される送信キューの数を変更する場合。

コミットレベル

変更の可能性あり

rx_queue_number

説明

このパラメータは、ixgbe ネットワークドライバによって使用される受信キューの数を制御します。このパラメータの値を大きくすることによって、受信キューの数を増やすことができます。このパラメータは、ixgbe ドライバ接続が発生する前に /etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルを編集することで設定できます。

データ型

符号なし整数

デフォルト

8

範囲

1 から 64

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

ixgbe ネットワークドライバによって使用される受信キューの数を変更する場合。

コミットレベル

変更の可能性あり

intr_throttling

説明

このパラメータは、ixgbe ネットワークドライバの割り込みスロットリング率を制御します。このパラメータの値を小さくすることによって、割り込み率を高くすることができます。このパラメータは、ixgbe ドライバ接続が発生する前に /etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルを編集することで設定できます。

データ型

符号なし整数

デフォルト

200

範囲

0 から 65535

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

ixgbe ネットワークドライバによって使用される割り込みスロットリング率を変更する場合。

コミットレベル

変更の可能性あり

rx_limit_per_intr

説明

このパラメータは、ixgbe ネットワークドライバによって使用される、割り込みあたりの受信キューバッファー記述子の最大数を制御します。このパラメータの値を大きくすることによって、受信キューバッファー記述子の数を増やすことができます。このパラメータは、ixgbe ドライバ接続が発生する前に /etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルを編集することで設定できます。

データ型

符号なし整数

デフォルト

256

範囲

16 から 4096

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

ixgbe ネットワークドライバによって、割り込みあたりに処理される受信キューバッファー記述子の数を変更する場合。

コミットレベル

変更の可能性あり

tx_ring_size

説明

このパラメータは、ixgbe ネットワークドライバによって使用される送信キューサイズを制御します。このパラメータの値を大きくすることによって、送信キューサイズを増やすことができます。このパラメータは、ixgbe ドライバ接続が発生する前に /etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルを編集することで設定できます。

データ型

符号なし整数

デフォルト

1024

範囲

64 から 4096

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

ixgbe ネットワークドライバによって使用される送信キューサイズを変更する場合。

コミットレベル

変更の可能性あり

rx_ring_size

説明

このパラメータは、ixgbe ネットワークドライバによって使用される受信キューサイズを制御します。このパラメータの値を大きくすることによって、受信キューサイズを増やすことができます。このパラメータは、ixgbe ドライバ接続が発生する前に /etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルを編集することで設定できます。

データ型

符号なし整数

デフォルト

1024

範囲

64 から 4096

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

ixgbe ネットワークドライバによって使用される受信キューサイズを変更する場合。

コミットレベル

変更の可能性あり

tx_copy_threshold

説明

このパラメータは、ixgbe ネットワークドライバによって使用される送信バッファーコピーのしきい値を制御します。このパラメータの値を大きくすることによって、送信バッファーコピーのしきい値を増やすことができます。このパラメータは、ixgbe ドライバ接続が発生する前に /etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルを編集することで設定できます。

データ型

符号なし整数

デフォルト

512

範囲

0 から 9126

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

ixgbe ネットワークドライバによって使用される送信バッファーコピーのしきい値を変更する場合。

コミットレベル

変更の可能性あり

rx_copy_threshold

説明

このパラメータは、ixgbe ネットワークドライバによって使用される受信バッファーコピーのしきい値を制御します。このパラメータの値を大きくすることによって、受信バッファーコピーのしきい値を増やすことができます。このパラメータは、ixgbe ドライバ接続が発生する前に /etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルを編集することで設定できます。

データ型

符号なし整数

デフォルト

128

範囲

0 から 9126

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

ixgbe ネットワークドライバによって使用される受信バッファーコピーのしきい値を変更する場合。

コミットレベル

変更の可能性あり