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AUDIT
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アロケータは、自身の活動の最近の履歴が入ったログを維持します。ログされる項目の数は、CONTENTS も設定されているかどうかによって異なります。このログは固定の大きさです。領域を使い果たすと、古い記録から再利用されます。
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TEST
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アロケータは解放されたメモリーにパターンを書き込み、そのバッファーを次に割り当てるときに、そのパターンが変更されていないことをチェックします。バッファーの一部が変更されている場合は、そのバッファーを前に割り当て、解放したクライアントがそのメモリーを使用した可能性が強いことを意味します。上書きが検知されると、システムがパニックになります。
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REDZONE
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アロケータは要求されたバッファーの終りに余分のメモリーを割り当て、そのメモリーに特殊なパターンを挿入します。そして、バッファーが解放されたら、パターンをチェックして、データがバッファーの終りより後ろに書き込まれていないか調べます。上書きが検知されると、カーネルがパニックになります。
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CONTENTS
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アロケータは、バッファーが解放されると、バッファーの内容を 256 バイトまでログします。このフラグを使用するには、AUDIT も設定する必要があります。
これらのフラグの数値は、論理的に合算し、/etc/system ファイルによって設定できます。
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LITE
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バッファーを割り当てたり解放したりするときに、最小限の整合性検査を行います。このフラグが有効になっていると、アロケータは、レッドゾーンが書き込まれていないことや、解放されたバッファーが再び解放されていないこと、解放されるバッファーのサイズが割り当てられたものと同じであることをチェックします。このフラグは他のフラグと併用しないでください。
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