ネットワークの重複アドレス検出 (DAD) を実行するには次のパラメータを構成します。
システムが、ネットワークの重複アドレスを検出するために IPv4 ARP および IPv6 NDP のアドレス宣言をブロードキャストする間隔。
300,000 ミリ秒
0-360,000
はい
なし
変更の可能性あり
非請求の ARP または NDP アドレス保護メッセージがいずれかの物理ネットワークインタフェースで生成される時間間隔。これらのパラメータは、_arp_defend_rate / _ndp_defend_rate と連携して機能します。
これらのパラメータは、通常の ARP または NDP 解決、または競合が検出されたときのアドレス保護には適用されません。その代わり、これらのパラメータは、自発的な競合検出トラフィックに対してのみ実装されます。
3,600 秒
0-3,600
はい
なし
変更の可能性あり
いずれかの物理ネットワークインタフェースにおいて 1 時間で生成可能な非請求の ARP または NDP アドレス保護メッセージの数。時間間隔を変更するには、_arp_defend_period / _ndp_defend_period を構成します。
これらのパラメータは、通常の ARP または NDP 解決、または競合が検出されたときのアドレス保護には適用されません。その代わり、これらのパラメータは、自発的な競合検出トラフィックに対してのみ実装されます。
100 メッセージ / 時
0-20,000
はい
なし
変更の可能性あり
転送 - 停止シーケンスにおいて、重複するアドレスを検出するために、この数のプローブが転送されたあと停止します。時間の長さは、_arp_fastprobe_interval で定義されます。このパラメータは、重複アドレスのプローブを高速化するために使用されます。
3 パケット
0-20
はい
なし
変更の可能性あり
重複するアドレスを検出するための、ある一定のプローブ数の送出間隔である _arp_probe_interval と同じ機能。基盤となるドライバがリンクアップまたはリンクダウンのイベントを正しく報告できる場合、システムは、IP インタフェースを起動するプロセスを高速化するために、このパラメータをプローブの送出間隔として使用します。このパラメータは、_arp_fastprobe_count とともに使用します。
150 ミリ秒
10-20,000
はい
なし
変更の可能性あり
転送 - 停止シーケンスにおいて、重複するアドレスを検出するために、この数のプローブが転送されたあと停止します。停止の長さは、_arp_probe_interval によって決まります。停止時間が経過すると、プローブが再開されます。
3 パケット
0-20
はい
なし
変更の可能性あり
重複アドレスを検出するための、ある一定のプローブ数の送出時間間隔。各間隔のあとに送信されるプローブの数は、_arp_probe_count によって定義されます。
1,500 ミリ秒
10-20,000
はい
なし
変更の可能性あり
ネットワークピアのアドレスキャッシュを更新するための非請求のアドレス宣言ごとに送信される IPv4 ARP および IPv6 NDP の各パケット数。ローカル IP アドレスが正常に稼働すると、この宣言が送信され、arp_publish_interval / ndp_unsolicit_interval パラメータによって制御される間隔で送信されるようになります。
3 パケット
1-20
はい
なし
変更の可能性あり
ローカル IP アドレスが正常に稼働したあと、システムが、IPv4 ARP および IPv6 NDP の各非請求アドレス宣言を送出する時間間隔。この宣言は、ネットワークピアのアドレスキャッシュを更新するために送信されます。各宣言におけるパケットの数は、arp_publish_count/ndp_unsolicit_count パラメータによって制御されます。
2,000 ミリ秒
1,000-20,000
はい
なし
変更の可能性あり
ローカルアドレスが、ほかのシステムの IP アドレスと競合していることが検出されたとき、そのローカルアドレスをシステムが保護する時間長。この時間間隔内におけるアドレス保護の試行回数は、_max_defend によって定義されます。
30 秒
0-999,999
はい
なし
変更の可能性あり
非一時アドレスがリモートシステムの同じアドレスと競合しているため、システムがその非一時アドレスをダウン状態としてマーキングしたあとのプローブの送信間隔。ローカルシステムは定期的にプローブを送出して、競合が残っているかどうかをテストします。プローブの応答が返ってこない場合は、競合が解消されたとみなされ、アドレスが再度アップ状態としてマーキングされます。
300,000 ミリ秒
0-360,000
はい
なし
変更の可能性あり
IP アドレスがほかのシステムの IP アドレスと競合している場合に、その IP アドレスが保護される回数。アドレスの保護は、_defend_interval で指定された時間内に実行されます。
3 回
0-1,000
はい
なし
変更の可能性あり