NFS クライアント上のファイルアクセスキャッシュにアクセスするハッシュキューの数を調整します。ファイルアクセスキャッシュは、ユーザーがアクセスしようとするファイルに関する、ユーザーの持つファイルアクセス権を格納します。キャッシュそのものは動的に割り当てられます。しかし、キャッシュに対するインデックスを作成するためのハッシュキューは、静的に割り当てられます。このアルゴリズムでは、アクティブファイルごとに 1 つのアクセスキャッシュエントリが、ハッシュバケットごとにこれらの 4 つのアクセスキャッシュエントリがあるものとみなします。したがって、このパラメータの値には、デフォルトで nrnode パラメータの値が設定されます。
整数 (32 ビット)
このパラメータのデフォルト値は 0 です。この値は nacache の値に nrnode パラメータの値が設定されるべきであることを示しています。
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アクセスキャッシュエントリ
いいえ。この値は、/etc/system ファイルにパラメータを追加するか、パラメータを変更し、その後システムをリブートすることによってのみ変更できます。
ありません。しかし、このパラメータに負の値を設定すると、システムは、おそらく、非常に多くのハッシュキューをシステムに割り当てようとし、その間におそらくハングします。
1 つのファイルごとに 1 つのアクセスキャッシュエントリがあるという基本的な前提が損われるおそれがある場合は、このパラメータの値を検討します。複数のユーザーが同じファイルにほぼ同時にアクセスするタイムシェアリングモードのシステムでは、この前提が損なわれる可能性があります。このような場合には、予想されるアクセスキャッシュのサイズを増やすことが、キャッシュへのハッシュアクセスの効率性を保つ上で役立つことがあります。
変更の可能性あり