Oracle® Solaris 11.2 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

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更新: 2014 年 12 月
 
 

utmpd

utmpd デーモンは /var/adm/utmpx (Solaris の以前のバージョンでは /var/adm/utmp) をモニターし、pututxline(3C) で root 以外のプロセスによって挿入された utmp エントリがプロセスの終了前に確実にクリーンアップされるようにします。

/etc/default/utmpd の次の 2 つのエントリがサポートされています。

  • SCAN_PERIOD - utmpd/proc をチェックしてモニター対象のプロセスが生きているかどうかを確認する間隔 (スリープ秒数)。デフォルト値は 300 です。

  • MAX_FDS - utmpd がモニターしようとするプロセスの最大数。デフォルト値は 4096 です。通常、この値を変更する必要はありません。